頑張った。本当に頑張った。食事を減らして、運動して、お酒もやめて。体重計の数字は確かに減った。服のサイズも変わった。鏡を見ると、前よりも細くなった気がする。
久しぶりに会う友人に会う日。きっと気づいてくれるだろう。「痩せたね」って言ってくれるはずだ。そう期待していた。
でも、友人が最初にかけてくれた言葉は、「痩せたね」ではなかった。「顔色悪いよ。大丈夫?」だった。
その瞬間、心が沈んだ。これだけ頑張ったのに。体重を減らすために、我慢して、努力して。なのに、心配されてしまった。痩せたことを褒められるどころか、体調を心配される。何かが間違っていたのだろうか。
この絶望感。痩せることを目指して頑張ってきた方なら、一度は経験したことがあるかもしれません。ここでは、そんな時に考えたいことを見ていきたいと思います。
1. 急激に体重を減らしたことの影響
体重を減らすとき、どのくらいのペースで減らしたでしょうか。一ヶ月で5キロ、10キロと急激に減らしたでしょうか。それとも、ゆっくりと、一ヶ月に1キロ、2キロずつ減らしたでしょうか。
急激に体重を減らすと、体に負担がかかることがあります。顔色が悪くなる、肌がくすむ、髪がパサつく、爪が割れやすくなる。こうした変化が現れることがあります。
体重を減らすために、食事を極端に減らしていませんでしたか。一日一食にする、カロリーを極端に制限する、特定の食べ物だけを食べる。こうした方法で体重を減らすと、栄養が不足します。
栄養が不足すると、体は必要な栄養を優先的に重要な臓器に回そうとします。心臓、脳、肺。こうした臓器には栄養が届きますが、肌や髪、爪には栄養が届きにくくなることがあります。その結果、顔色が悪くなる、肌の艶がなくなる、髪がパサつく。見た目に影響が出てきます。
体重は減った。でも、見た目が不健康に見える。これは、急激に体重を減らしたことの影響かもしれません。体重を減らすこと自体は悪いことではありません。でも、減らし方が適切でなかったかもしれません。
健康的に体重を減らすためには、ゆっくりと減らすことが大切だと言われています。一ヶ月に1キロから2キロ程度。これくらいのペースなら、体への負担が少なくて済むことが多いようです。
急激に体重を減らすと、体重は減りますが、その多くが筋肉や水分だったりすることがあります。脂肪よりも、筋肉のほうが減りやすいことがあります。筋肉が減ると、体は締まって見えません。むしろ、やつれて見えることがあります。
友人が「顔色悪いよ」と言ったのは、あなたの体重が減ったことに気づいていないわけではないかもしれません。気づいている。でも、その減り方が、健康的には見えなかった。だから、心配の言葉をかけたのかもしれません。
2. 栄養バランスの偏り
体重を減らすために、何を食べていたでしょうか。何を食べないようにしていたでしょうか。カロリーだけを気にして、栄養バランスは考えていなかったかもしれません。
炭水化物を極端に減らす、脂質を一切摂らない、タンパク質ばかり食べる。こうした偏った食事を続けていると、栄養バランスが崩れます。
顔色が悪くなる一つの理由に、鉄分不足があります。鉄分が不足すると、貧血になることがあります。貧血になると、顔色が青白くなる、疲れやすくなる、めまいがする。こうした症状が現れることがあります。
鉄分は、肉、魚、レバー、ほうれん草などに含まれています。カロリーを減らすために、肉や魚を控えていませんでしたか。野菜だけを食べる生活をしていませんでしたか。そうすると、鉄分が不足することがあります。
ビタミン不足も、顔色に影響します。ビタミンB群が不足すると、肌が荒れる、口内炎ができる。ビタミンCが不足すると、肌のハリがなくなる、くすむ。ビタミンAが不足すると、肌が乾燥する。これらの症状が出る可能性があります。
ビタミンは、野菜、果物、肉、魚など、いろいろな食べ物に含まれています。特定の食べ物だけを食べる、特定の食べ物を避ける。そうした偏った食事を続けていると、ビタミンが不足することがあります。
脂質を一切摂らない生活も、顔色に影響することがあります。脂質は、肌の潤いを保つために必要だと言われています。脂質を摂らないと、肌が乾燥する、カサカサする。顔色がくすんで見えることがあります。
体重を減らすために、カロリーを減らすことは大切です。でも、カロリーだけを気にして、栄養バランスを無視すると、体に必要な栄養が足りなくなります。その結果、体重は減るけれど、見た目が不健康になる。
友人が「顔色悪いよ」と言ったのは、栄養不足のサインを感じ取ったのかもしれません。体重は減った。でも、健康的には見えない。そう感じたから、心配の言葉をかけたのかもしれません。
3. 睡眠不足の影響
体重を減らすために、生活習慣を変えたかもしれません。早起きして運動する、夜遅くまで起きて運動する。でも、そのせいで睡眠時間が減っていませんでしたか。
睡眠不足は、顔色に大きく影響します。睡眠時間が足りないと、顔色が悪くなる、目の下にクマができる、肌がくすむ。こうした変化が現れることがあります。
朝早く起きて、ジョギングをする。それ自体はいいことです。でも、その分早く寝ることができていたでしょうか。夜遅くまで起きて、朝早く起きる。睡眠時間が削られていたかもしれません。
夜遅くまでジムで運動する。仕事が終わってから運動する。それも大切です。でも、運動した後に興奮して眠れない、シャワーを浴びて帰ってきたら日付が変わっている。そうなると、睡眠時間が短くなります。
睡眠中に、体は修復されます。肌の細胞が生まれ変わる、疲れが取れる、ホルモンのバランスが整う。睡眠時間が足りないと、この修復が十分にできません。その結果、肌の調子が悪くなる、顔色が悪くなる。
また、睡眠不足は食欲にも影響します。睡眠時間が短いと、食欲が増すという報告があります。甘いものが欲しくなる、高カロリーなものが欲しくなる。体重を減らすために頑張っているのに、睡眠不足のせいで食欲が増えて、我慢するのが辛くなる。
さらに、睡眠不足の状態では、ストレスも溜まりやすくなります。イライラする、落ち込みやすくなる。ストレスが溜まると、顔つきも変わってきます。表情が硬くなる、笑顔が減る。そうした変化も、「顔色悪いよ」という言葉につながったかもしれません。
体重を減らすことと、睡眠時間を確保すること。両方を大切にする必要があります。どちらか一方を犠牲にすると、健康的には見えなくなることがあります。
4. ストレスと我慢の積み重ね
体重を減らすために、我慢してきたことがたくさんあったかもしれません。好きな食べ物を我慢する、付き合いの食事を断る、甘いものを我慢する。こうした我慢が、ストレスになっていたかもしれません。
ストレスが溜まると、顔つきが変わってきます。表情が硬くなる、笑顔が減る、目に力がなくなる。周りの人は、こうした変化を敏感に感じ取ります。
「痩せたね」ではなく「顔色悪いよ」と言われたのは、体重が減ったことよりも、表情の変化のほうが目立ったからかもしれません。痩せたことには気づいている。でも、それ以上に、疲れている様子、我慢している様子が伝わってきた。だから、心配の言葉をかけたのかもしれません。
体重を減らすことを目標にしていると、そのことばかり考えてしまうことがあります。食べることが楽しくなくなる、友人との食事が苦痛になる、常に体重計の数字を気にする。生活の中心が、体重を減らすことになってしまう。
こうした状態は、精神的な負担が大きいです。楽しいことが減る、笑う機会が減る、リラックスできる時間が減る。その結果、表情が暗くなる、顔色が悪く見える。
友人は、あなたが頑張っていることを知っているかもしれません。でも、その頑張りが、辛そうに見えた。無理をしているように見えた。だから、「大丈夫?」と声をかけたのかもしれません。
体重を減らすことは大切です。でも、それが生活の全てになってしまうと、本来の自分を失ってしまうことがあります。笑顔がなくなる、楽しむことを忘れる。そうなると、痩せても魅力的には見えないかもしれません。
5. 期待と現実のギャップ
「痩せたね」と言われることを期待していた。でも、実際には「顔色悪いよ」と言われた。このギャップが、絶望感を生んでいます。
なぜ「痩せたね」と言われることを期待していたのでしょうか。痩せれば、褒められる。認められる。価値が上がる。そう思っていたかもしれません。
でも、周りの人は、必ずしも体重の変化だけを見ているわけではありません。全体的な印象を見ています。健康的に見えるか、幸せそうに見えるか、元気そうに見えるか。
体重は減った。でも、健康的には見えない。幸せそうには見えない。元気そうには見えない。そう感じたから、「顔色悪いよ」という言葉になったのかもしれません。
痩せることが目的になっていると、痩せた後に何を得られるかを考えてしまいます。褒められる、モテる、自信がつく。でも、痩せただけでは、そうした変化は起きないことがあります。
痩せても、不健康に見えれば、心配されます。痩せても、表情が暗ければ、魅力的には見えません。痩せても、無理をしているように見えれば、応援されません。
「痩せたね」と言われることを期待するのではなく、「元気そうだね」「きれいになったね」「楽しそうだね」と言われることを目指したほうがいいかもしれません。体重の数字ではなく、全体的な印象。それが大切です。
友人が「顔色悪いよ」と言ったのは、あなたを否定したかったわけではないでしょう。心配したから、声をかけたのです。あなたのことを大切に思っているから、正直に伝えたのです。
6. これからどうするか
「顔色悪いよ」と言われてしまった。絶望を感じた。でも、ここで諦める必要はありません。むしろ、これは大切な気づきのきっかけかもしれません。
体重を減らすことと、健康的に見えること。この二つは、必ずしも一致しません。体重を減らすことだけを目指していると、健康的には見えなくなることがあります。
これからは、体重を減らすことだけではなく、健康的に見えることを目指してみてはどうでしょうか。顔色が良くなる、肌に艶が出る、表情が明るくなる。そうした変化を目指す。
そのためには、食事の内容を見直すことが大切です。カロリーだけではなく、栄養バランスを考える。タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル。バランスよく摂る。
睡眠時間を確保することも大切です。運動も大切ですが、睡眠も同じくらい大切です。無理をして運動時間を増やすのではなく、睡眠時間を優先する。
ストレスを減らすことも必要です。我慢ばかりの生活ではなく、楽しむことも大切にする。友人との食事を楽しむ、好きなものを適度に食べる、笑う時間を作る。
体重を減らすペースを緩めることも考えてみてください。急激に減らすのではなく、ゆっくりと減らす。一ヶ月に1キロ、2キロ。そのくらいのペースなら、体への負担も少なく、見た目も健康的に保ちやすいかもしれません。
「痩せたね」と言われることを目指すのではなく、「元気そうだね」「いい感じだね」と言われることを目指す。そうすることで、体重の数字だけではなく、全体的な健康と魅力が高まっていくかもしれません。
友人の「顔色悪いよ」という言葉は、あなたを傷つけるためのものではありませんでした。あなたを心配して、正直に伝えてくれたのです。その言葉を受け止めて、これからの方向性を見直すきっかけにすることができれば、それは大きな一歩になるかもしれません。
まとめ
「痩せたね」を期待したのに「顔色悪いよ」と言われた絶望。その背景には、急激な体重減少、栄養バランスの偏り、睡眠不足、ストレスの積み重ね、期待と現実のギャップなど、いくつかの要素があります。
体重を減らすことと、健康的に見えること。この二つは、必ずしも一致しません。体重の数字だけを追いかけると、見た目が不健康になることがあります。
大切なのは、体重の数字ではなく、全体的な健康と魅力です。顔色が良い、肌に艶がある、表情が明るい、元気そうに見える。そうした変化を目指すことで、本当の意味で魅力的になれるかもしれません。
友人の言葉は、あなたへの心配から出たものです。その言葉を受け止めて、これからの取り組み方を見直してみてください。ゆっくりと、健康的に、楽しみながら。そうすることで、次に会ったときには、「元気そうだね」「いい感じだね」という言葉をもらえるかもしれません。
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米田貴晴