私が【尿漏れ対策エクササイズ】を教えだした頃、
『骨盤底筋だけじゃないわよ!』
って息巻いたインストラクターがいた。
話を聞いてみると、
どうやら彼女が言いたいのは内転筋のことらしい。
たしかに内転筋は骨盤の骨についているし、
足の付根あたりを刺激しながらエクササイズすると、
骨盤底筋にも力が入れやすくなる。
でも、骨盤についてて骨盤の外にある筋肉は、
内転筋だけじゃないよ。
大殿筋という大きな筋肉は骨盤の後ろ側についてる。
座骨を刺激しながらトレーニングすると、
下側に力が入れやすくなる。
お尻の穴にも力が入れやすくなるよ。
お尻の穴は、
骨盤底筋に開いてる3つの穴の一つ。
ついでに外肛門括約筋は随意筋だから、
自分で意識して閉めることができるし、
オナラを止めるように力を入れればいいから、
他の穴より力を入れやすいかもね。
しかも外に向かって出そうとする力と、
内側に閉じ込めてせき止めようとする力を区別しやすいね。
腸骨筋は骨盤についてる。
大腰筋は鳩尾の裏辺りからグルリとお腹の前へ来て
骨盤の中を通って太モモの骨にくっついてるから、
直接骨盤にはくっついてないけど、
この2つを合わせて腸腰筋と呼んで、
お尻の筋肉と拮抗してる。
つまり、
お腹が縮んで力を使うとき、
背中が伸びるって関係。
だから、
腸腰筋の伸びが悪いと、
お尻の筋肉はたくさん縮むことができないから、
腸腰筋はしっかりストレッチして、
固い人は少しずつ柔軟性を高めてあげると
最終的にお尻の穴を閉める力も強くなるだろう。
という関係ができあがる。
といった具合に、
頭にイメージしてからトレーニングすると、
ただなんとなくエクササイズするより、
うんと意識して脳から司令を送れるから、
その部分により力を発揮できて、
尿漏れ予防改善の効果が高まる。
だから、
内転筋だけでもないね。
他にもいっぱいイメージした方が効果のあること、
いっぱいわかってきたよ。


