急に寒くなって、
肌についた水が蒸発するときに体温が奪われる話をしようと思ったのが、
東ドイツの水泳の本の事を思い出してしまい、
ただただ、
「肩まで水に入っていた方が寒くない」
と言いたいだけだったのに、
東ドイツと西ドイツの話になってしまった・・・・・
「いや、だから昔はドイツは二つに分かれてて・・・・」
「どうして?どうやって分かれると?」
「いや壁があって・・・」
「え、じゃ僕梯子持ってくる」
「いやそがん事したらバンバンって撃たれるよ」
「誰が分けたと?」
「それは社会主義が・・・」
「どうやって元に戻ったと?」
「ハンマーで壊して・・・」
それはもう昔おばあちゃんに孫が原爆の話を聞くのと同じくらい大昔の話になっていた。
練習にならないので
「さ、泳ごうか」
と話を切ったら、
みんなが泳ぎ終わったところで
「コーチさっきの話の続きばしてよ」
と言われたんだけど、
こういう話ってどう話してあげるかで子供の柔らかい頭や心が大きく変わっていくような気がしてうまく説明してあげられなかった。
学校の先生はすごいなと思う。