昔はガキ大将がいたと思う。
ケンカをすれば強いのがわかっていて、
だから言うことを聞くリーダー。
誰かが誰かをいじり始めて、
みんなで寄ってたかっていじり始めて、
度を過ぎると、
「もうやめておけ。」と言って諭すリーダー。
そんな男の子がいませんでしたか?
最近はそういう力関係がなくって、
それって、
周りの大人が妙に手を回してガキ大将ができないように、
小さい頃から芽を摘んでいるんじゃないかな。
喧嘩する前に止め過ぎちゃってるんじゃないかな?
今は25歳くらいになるんだけどね、
私が見た最後のリーダーは。
当時、
クロールを教えるクラスには、
子どもたちが毎日20人を超えていて、
30人近く一人で担当していたことがあります。
小さいプールで、
横呼吸を教えるんですけど、
言うことを聞かないソフトボールクラブの男の子たち集団がいて、
(書いてもいいんです。今でも時々この話は彼としますから、笑)
鬼の角が生えそうになるとこのガキ大将が、
「お前たちやめろ!コーチが今喋りよっやろうが~!」
って制してくれるんですよ。
『私の言うことは聞かないのに、
こいつの言うことは聞くのか』
と思いながら、
『なんかこういうコミュニティもいいもんだな』
と思ったんです。
どうなんですかね。
私の知らないところで、
ガキ大将が悪さしてる感じは全くなかったんですけど。
昔はそういうリーダー格のお兄ちゃんが時々見られました。
でも、それ以来こういうお兄ちゃんは見かけないんですよね。
「もうやめとけ」
って言えない大人も増えてるのかな。
子供のそばにいる大人が減っているのかな。
このガキ大将の名前はずっと間違えたまま(微妙に)覚えてるんですけど、
時々、
コンビになんかで遭遇すると間違った名前で呼ぶことがお決まりになっています。
「◯内◯太郎!」
「おい、◯太郎じゃなくて◯太ってばぁ~」