首                さすが | 映画にフィギュアに音楽と 夜の帳の物語

映画にフィギュアに音楽と 夜の帳の物語

趣味100%
映画、音楽、フィギュア、その他…
最近いろいろモチベーションは下がってます…
時間は作るものなのに、作る時間もない。


なんです…



首です。




2023年、邦画、NETFLIXにて。




原作、脚本、監督、出演をこなす北野武監督作品。





戦国時代、本能寺の変までの天下を狙う男たちの争いを北野ワールドで描く物語。






ワンシーンごとで観るとコントのよう、ただ濃いけどしつこ過ぎないのでかなり観やすいはず。





相変わらず演出もテンポも良く、サクサクした展開で笑えて毒もあるというセンスの良さ。





アホな部分やひねりの効いたスパイスもありつつ、男色を全面に出してかなり斜めからの切り口だけど軽くならず重過ぎずというバランスも最適。






予算は邦画なので多分少ないだろうけど合戦シーンなんかも安っぽく感じないし、今風作品との画質の違いは一目瞭然でその辺りもすごく好み。





少しグロいというか隠さない演出なのは北野作品では当たり前なので特に問題なし。





豪華キャストに無茶をやらすのもいつも通り、特に加瀬亮は素晴らしかった 笑





ただ、北野作品って絶対大人向けなんだよね、それも結構な大人に向けて。





だからつまらないとか、良さが分からないって人の言うこともなんとなく理解はできる。





こんな面白いのに…とは思うけど( ̄∀ ̄)





他キャストは西島秀俊、中村獅童、木村祐一、遠藤憲一、浅野忠信、大森南朋など他にも多数。






アドリブシーンも最高だし、ラストで扱われる首の軽さもすごく好き。





★★★★☆ 4。




一般的にウケないのがなぁ…