福田村事件            期待した | 映画にフィギュアに音楽と 夜の帳の物語

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最近いろいろモチベーションは下がってます…
時間は作るものなのに、作る時間もない。


ほどじゃ…



福田村事件です。




2023年、邦画。




監督は森達也、ドキュメンタリー映画の監督ですが、これが劇映画初監督作品。





個人的に森達也の作品は大好きですが、この作品はノンフィクションなので、ドキュメンタリーに近いのかも。




それでもそこに脚本があり、演出があり構成も展開もあって、それを編集し、映画となるわけで…







関東大震災後の混乱で、薬の行商団が千葉県福田村にて、地元の自警団に暴行され9名が亡くなった事件を描く。





トータル136分ありますが、それ必要?ってところが沢山あり、ちょっと無駄が多い。






脚色多そうだし、何人か非常にヘタクソがいるので、そこを含めこれを丁寧とは言えないかな。






村人達のこともきちんと描いているのだけど必要ではない部分が多すぎる。





終盤の口論から暴走していく辺りはすごく良かったけど、そこまでがちょっと無駄に長い。





そして邦画あるあるだけど、全然セリフが聞こえないし、音が小さすぎてイヤホンなのに聞き取れないってどういうこと?笑





愚かな人間達を描いて、当時の状況や心境など色々あるだろうし、そこでやはり教育や道徳ってのがいかに大事かも分かる。






無知や憎しみ、差別意識と、現代とは比較できない状況ではあるけど、それでも同じようなことは起こりそうだしね(゚∀゚)





どこの人間だから、なに人だから、殺してもいい人間なんていないから、マジで情け無いし、アホばかり。




これが現実にあったってのは愚か以外のなにものでもない。





キャストは井浦新、田中麗奈、瑛太、東出昌大、コムアイ、柄本明、豊原功補など。




★★★☆☆ 3。




頭サクッとなるとこちょっとウケます…( ´ ▽ ` )