クライムサスペンス…
クライシスです。
2021年、アメリカ作品。
オピオイドという依存性の高い鎮静剤の中毒、蔓延による危機を描いたクライムサスペンス。
キャストもそこそこ豪華で、ゲイリー・オールドマン、アーミー・ハマー、エヴァンジェリン・リリー、ミシェル・ロドリゲス、ルーク・エヴァンス、リリー・ローズ・デップなど。
潜入捜査の麻薬捜査官に新薬研究の博士、息子を亡くした母親の3パートが別々に進行して、最後に2つが交わる…2つ?笑
もちろん全部鎮静剤絡みなのですが、立場や状況が違う人達がどう挑んでいくかをあらゆる方向からってことらしいですが、なんとなく消化不良感は否めない。
やりたいことは分かるけど、登場人物に付随する人達も多すぎて、そっちは深く掘り下げられていなかったり、中途半端な部分もかなり見受けられる。
この手の作品は監督の腕がかなり要求されるため、面白くするのは簡単ではない。
結局捜査官パートがメインのクライムアクションみたいな展開に最後はなっちゃってるし、この鎮静剤が悪いってことは理解できるけど、映画としての深みはイマイチ。
話題にのぼらないのはそういうこと。
★★★☆☆ 3。
野球はまあいいか…