行き止まりの世界に生まれて    こっちの方が | 映画にフィギュアに音楽と 夜の帳の物語

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映画、音楽、フィギュア、その他…
最近いろいろモチベーションは下がってます…
時間は作るものなのに、作る時間もない。


断然面白い…


行き止まりの世界に生まれてです。


2018年作品、今日もドキュメンタリー映画。


mid90sと同じようなタイミングで、同じようにスケボーメインで、同じような内容かと思ったら全然違う。


向こうは自伝的90sで、スケボーはカルチャーとして、こっちは完全にドキュメンタリーで、スケボーは全ての辛いことを忘れさせてくれる大切なもの…



全米で最も惨めな町、イリノイ州ロックフォードに暮らす少年3人は貧しくて暴力的な家庭から逃れるようにスケートボードにのめり込んでいく。
そんな彼らも大人になるにつれ現実に直面し苦悩していく…


ここに暮らす仲間、白人、黒人、アジア系とその3人が主役で、アジア系の彼がカメラマン。


皆家庭に問題があり、厳しい幼少期を過ごしスケボーが唯一の楽しみ。


そして、スケボーシーンの多さもmid90sなんかよりも全然楽しい。


自分達の親へのインタビュー、兄弟、彼女、皆問題があり、でも人生とは産まれた時から常に進んでいて、いつどこで何を思うかはキミ次第…


生まれは誰にも選べない。


その救いや支えがスケボーで、ただ大人になるということはその度に辛いことというのは増えていくわけで…


そこから抜け出せないのか、抜け出せない自分が悪いのか。


貧困、暴力、底辺から抜け出すために何をすれば良いのか、やっぱりそれを諦めてしまったら結局自分も同じに…


後半皆の笑顔が見れたので良かったですが、あの彼女は可哀想だなぁ。カワイイのに(´∀`)


キツイけれどこれが現実。


★★★★☆ 3.5。



仕事ギッチギチ…