ピッタリ…
ハッピーエンドです。
2017年作品、監督はファニーゲームなどのミヒャエル・ハネケ。
愛、アムールの続編的な作品みたいですが、そっちは観ていない。
こっちのみで問題ないみたいですが。
ある一族の三世代のお話なのですが、皆なんとなくおかしな感じで、皆が秘密を持っている…
ただそれだけの群像劇になるのですが、なんとも言えない雰囲気と闇を感じさせる内容。
そして現代のSNSを通じて人間の欲や怖さを表している。
介護問題や裏のある家族達、自分のことしか考えず、そこには愛も興味もない…
孫娘が実はまともかと思わせておいて、彼女の母親が死んだのは…
あの息子はダメな奴なだけ、だけどね!笑
全てがはっきりするわけではなく、ただの匂わせばかりで物語は進むため、少し難解な印象ですが、じっくり考察しながら楽しめる。
ただね、これも時代と共にある意味スタンダード。
自分の人生なんだし好きにすりゃ良いと思うよ!
少なくとも自分は後悔などしない人生を選ぶ。
イザベル・ユペールはいつ見ても苦手です…笑
現代への警鐘としても秀逸。
スマホ画面風パッケージも上手いです。
★★★★☆ 3.5。
これは皮肉じゃなくあなたにとってのハッピーエンド…