ぼくのエリや、裏切りのサーカスなどのトーマス アルフレッドソン監督作品。
もちろん一級品サスペンスを期待しての鑑賞ですが、この作品、実は脚本の一部を撮り終えることができず撮影が終了してしまったという制作過程にミスのある作品。
なので、ラストは性急な展開を迎え無理矢理エンディングを迎えます。
原作はベストセラー小説みたいですし、すごい面白そうなのに映画がこんな仕上がりって…
ノルウェーが舞台の作品で、雪山や冬の景色は素晴らしいですし、夜のカットなど綺麗な画も沢山あるのに…
言われるほど途中までは全然悪くありません。
主演のマイケル ファスベンダーに相変わらず華はないけれど 笑 いい演技してます。
レベッカ ファーガソンとの相性も良さそう。
ただ、後半ほんとにびっくりするぐらい巻きで終わるため、なにがなんだかよくわからなくなります。
編集も音も急に雑だし 笑
伏線も投げっぱなし…
犯人はわかりますけどね。
そもそもなぜコレで公開したのか…
監督がなにをどう思っているのかもわからないので、どうしようもありませんが、ちゃんとした完全版観たいなぁ…
消化不良です。
★★★☆☆ 3。
ヴァル キルマーに気付かず…