父の秘密 そりゃあ | 映画にフィギュアに音楽と 夜の帳の物語

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映画、音楽、フィギュア、その他…
最近いろいろモチベーションは下がってます…
時間は作るものなのに、作る時間もない。

娘が悪いだろ…
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父の秘密です。

或る終焉のミシェル フランコ監督。

或る終焉がなかなかだったので探しましたよ。

この作品も或る終焉と同じく固定のワンショットがいくつも連なっていく映像スタイル。

説明なんて全くありません。

始まりも唐突に、もちろんラストもすごく唐突 笑

なにを言いたいか、なにを見せたいかではなく、どうこちらが感じるかって作品。

途中からかなり陰湿なイジメ描写が長いことあるので不愉快になる人も沢山いるとは思うけれど、全部娘がいけないでしょう…

そうこの作品では言っていないし、どこでどう感じるかは人それぞれなので。

こうなったことに理由なども無理矢理付け足せばあるのでしょうが、それでも自業自得。

ラストの親父の無造作な放り投げには笑いました… (≧▽≦)

説明など一切ないのにこれだけ理解できるってのもやはり作りが上手いんだろうなぁ。

セリフも最小限だし、ワンシーンごとの連続でこれだけ惹きつけられるのだから。

或る終焉も終わった後にいろいろ考えましたが、これも同じく中途半端な所で投げ出されるので終わった後にいろいろ考えてしまう。

結構見てない人に説明するのは難しいのだけれど、とにかく考えてしまう作品。

考えさせられてしまう作品。

★★★★☆ 3.5。

或る終焉と同じく、いわゆる良い作品ってのとはちょっと違うんだけれど、エンターテイメント性ゼロで芸術作品でもないというのにこのクオリティはちょっとクセになる。