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AIJ投資顧問の問題が出てきて、年金基金の問題が日本でもいろいろ言われ始めたようですが、それこそ「100年前」からこんな問題わかってたわけですから今更何でしょう・・・ということですね。
要は証券会社からみればシロート相手の方が有難い訳です。
1億円すら先物を実際に売り買いした事も無い厚生労働省の人に一体何がわかるというのでしょうか。
巨額の年金を預かりながら恐らく自分たちで確実に現在の市場価格を算定できる基金はゼロだと思います。
証券会社にこれいくらですか、って聞いてブルームバーグかなんか叩くのが精いっぱいでしょう。
因みにリーマンショックの時はAAAの証券化商品は全部100、とブルームバーグに出ていましたし、証券会社は横どおしどうしで連絡をとりつつ、要するに談合して80とか出す訳です。
僕は実際に売買した訳ですが、AAAのCDOシニア債券が実際に売れたのはわずか10!! でした。
今はもう流通市場も無く当時のCDOはすべて未だに売買不能に近い状態だと思います。
瞬間的に株価が下がってもこれは戻ってくる可能性があるでしょう。
しかし、その状況を現在進行形で把握する能力すらない、っていうのはスピードメーターの無い車に乗っているのと同じでしょう。
国がやっている独立行政法人のGPIFも全く同じです。
あの変なグリーンピアホテルの失敗でお分かりの通りで、実際の運用も完全なシロートがやってます。
運用委員会というのがあるのですが、学者とどっかの会社のOB,、役人ばっかりで運用経験者はゼロです(オバゼキ先生、すみません!!)。
今金利が0.1%上昇したら、自分の資産がどのくらい値下がりするか、我々は瞬間的に数字が出せる訳ですが、彼らにはそのやり方すらわからんでしょう。
じゃ、ほんとにその債券がいくらなのか、彼らにわかる方法なんてない訳で、
いや、3社から価格集めてます、ってみんなで談合されたらわからないですよ(笑)。
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因みにGPIFの資産を見ると今108兆円位あるのですが、これ、この1年前には118兆円!! あったんですよ。
消えた5兆円とか言ってる場合ではなく、国がやっている年金基金で1年間で8兆円が吹っ飛ぶ、ってどういうことよ、と言いたくなりませんか?
でもそうなんです。しろーとがやってますから。
実はここにあるのはあの原発と同じ問題なんです。
全ての関係者がこのマネーに群がって仕事をしているから誰も文句を言えないのです。
証券会社、運用を委託されている投資顧問会社、そして彼らが何千万と言う広告料を払う新聞、メディア・・・すべて同じ構図ですね。
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だれも国民のことなんて考えてませんよ、まじで。
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