東京市場に新たな風が吹き始めた。 | ブー子のブログ

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$ブー子のブログ東京市場に新たな風が吹き始めた。



東京市場に新たな風が吹き込みはじめた気配です。まだかすかであり、本格的なものになるかどうかはまだ明瞭ではありませんが、次第に強さを増して来る可能性が大と見ています。

もちろん休みなく強まるのではなく、時々弱まります。目先すぐにもそうなってしまうことも考えられます。しかし新たな風が吹き起きる時には、意外性があるものです。風が吹くはずがないと思えるところで吹き始める。こうなった場合、それは長続きすることが多いのです。

どうしてそうなるのか。意外な分野ということは、それまで光が当たっていなかった。そのため相場は枯れ切っている。そこに買いが入るのですから、なかなかピークアウトしないのです。その分、寿命が長くなります。

この点で現在の東京市場を見回すと、新たな風が吹き起きつつあるように見えるのは、建設やその周辺分野になります。 背景にあるのはもちろん震災復興や首都高改修などの必要性であり、それは少なくとも今年年間を通じて震災地域だけでなく、首都圏、さらには日本全国に恩恵をもたらすでしょう。

特に震災からの復興は、理屈抜きの国家プロジェクトであり、政府はすでに24年度の歳出規模を90兆3,339億円、と前年度と比較して6年ぶりのマイナス予算とする一方で、東日本大震災からの復旧復興に全力で対応するため、東日本大震災復興特別会計(仮称)関係経費として、3兆2,500億円を計上しています。

これらが今後建設やその周辺企業にビジネスチャンスと収益をもたらすことになるのは明らかで、ここに来てのピーエス三菱や前田道路、駒井ハルテック、日本橋梁株などの上昇は、その前触れ。こう見てよいでしょう。

一方で欧州債務危機はなお居すわっていて、今後イタリアを中心に欧州各国の国債償還問題が繰り返し議論の対象となり、東京市場の足を引っ張る恐れはあります。しかしそれらに対する投資家の反応は、今年は昨年ほど劇的なものになっていません。そんなことになっては困るのですが、いまのところ格付け会社による格付け引き下げがあると、確かに下げはします。

ところが下落幅が小さくてすんでいますし、下落期間も1~3日ほどに過ぎません。要するに驚くような下げにはなっていないのです。だから安心して良いということではないものの、いまは一応欧州から目は離せないものの、国内の震災復興需要に関心の3分の2を振り向けたいところです。

で、注目は五洋建設(1893)です。この会社は港湾土木の最大手。震災では港湾被害は甚大であり、これから五洋建設がその復旧、復興に関わるのはまず間違いないところ。株価はこのところ上昇基調にあるものの、値動きはゆるやかであり、本格浮上はこれからと見ています。

国も地方もお金がないと言いながら、全国で建設が盛んなのが市庁舎など公共施設です。そこには机やイスなど新品の事務用家具がどんどん納入されるためオフィス家具大手の岡村製作所(7994)株にもシフトしておきたいものです。

最後にJT(2914)を。17日に戻り高値41万1500円の高値を付けたことで利食い売りに押され、38万円台まで下げています。37万円が下値支持線であり、底打ちは近いと見てよく、出動準備をしたいところです。