ガソリンはプールに貯めておけないと知った安住君は、
原油の備蓄を韓国に渡しました。
更に安住君はイランとのパイプまで切りました。
それも核大量保有国のアメリカと何の交渉もせずにです。
『原油を固定相場にしてくれるなら良いよ』
『足りない分はあなたが生涯補填してくれるなら良いよ』
アメリカに干渉されたら、こっちも制限を設けさせて頂いて良いかしら。くらいの駆け引きも出来ないとは、
コイツは一体。。。ただのちび。
1960年代末から国際通貨体制が動揺し、ニクソンショックがあり、ついに原油価格の固定相場制が壊れていきます。この後、2度の石油ショックが襲います。
一方、大学闘争はさまざまな価値の転換を生み落としましたが、闘争自体は目標を失って、やがて内ゲバ殺人が起き、覚醒剤におぼれるヒッピーが流行ったりしました。その後は、やがて社会的に声を上げること自体が「危険」な行為だと見なされるようになりました。
結局、固定相場制は変動相場制になり、米英諸国が先頭に立って金融自由化を進めました。
先進諸国は「G7」という国際協調体制を作り、各国中央銀行が協調した金融緩和策によって、世界同時不況を防ぐようになりました。
一方、IEAの設置とアラブの産油国への懐柔によって、石油価格が抑えられました。
その間に、団塊の世代は社会性を失って私生活中心主義になり、行政改革などを通じて「新自由主義」を受け入れ、やがてバブルに酔っ払うようになります。
しかし今や、この石油ショック後にできた枠組みも全て崩れ始めています。
変動相場制と金融自由化、そしてG7体制と金融緩和政策は、バブル循環を生み落とし、ついに100年に一度の世界金融危機に行き着きました。
新興国の成長と石油需要の拡大が進む中で、イラク戦争はかえって石油価格の高騰をもたらしました。そして巨大なバブル崩壊と石油ショックが一緒に到来したのです。
さらに、石油のためのイラク戦争は、米国の覇権を著しく傷つけ、国連安保理を機能不全に陥らせています。たしかにG20はできましたが、それが新しい国際秩序を創り出すとは思えません。
そしてさもこの原油の高騰において円高で助かったと言いますが、
実際は、原油自体が2割3割軽くぶれるので円高分の差益は一気に相殺されてしまい、
なんの意味もなしていないのが現実です。
尚且つ日本は8割弱を原油の輸入で賄っているのに、
リスクを分散して取り付けたパイプだった中東からの輸入分をどうやって補填しようと言うのか。
危機対応をどうするのか。
そこを曲がり屋安住君に聞きたい。
