厳し過ぎる展開が続いた2011年相場は、最後の最後までほとんどの個人投資家を喜ばせることなく終わってしまいました。
しかし二重苦、三重苦という言葉では足りないほどの四重苦、五重苦に見舞われた2011年相場が終わるのです。未来は過去の上に築かれるため、今年を振り返ることなく明日を語るわけには行かないものの、株式投資では過去にとらわれ過ぎるのも問題です。
株式市場は、次へ次へと変わっていくものであり、過去をたちまち置き去りにして、新たな展開へと入っていくからです。この点では今年の三重苦、四重苦、さらには五重苦を忘れてはならないし、また忘れることも出来ないのですが、ここはもう来年に備えるべきところです。
それにまず、心身を休める。これを優先したいものです。年明け以降は、新たな相場が展開します。それに対応していくには、三重苦、四重苦にすりつぶされた心身をいたわり、鋭気を養う必要があります。
いまさら改めて書くまでもなく、投資では気力体力の充実が求められます。これらがなければどうしてもマイナス思考になり、投資する意欲が湧いて来ませんし、チャートを見る気にもなれません。
当然それでは成果を上げられない。こうなってしまうため、年末年始はまず心身のいたわり。これに努めたいものです。そうすることで、頭がスッキリとし、騒乱世界の中に活路を見い出せるようになります。
三重苦、四重苦、五重苦の中で、来年も居座り続けるのがはっきりしているものがあります。欧州債務危機です。これはかなり性悪であり、なかなか立ち去ってくれません。
この攻撃をどう交わし、活路を探して抜け出して行けばよいのか。これは年前半の大きな課題であり、チャレンジでもあります。
その具体策は、お互い改めこの年末年始の休み中に考えたいものです。
欧州債務危機が居座り続ける。こう書くと、もうこれだけで戦意喪失。こんな方も少なくないかもしれません。しかし今年は何度も繰り返しますように、三重苦、四重苦、五重苦に見舞われたにしては、個別に見るとよく上がってくれた銘柄が多数あったのです。
思いつくままにザッと紹介しますと、スタジオアリス(2305)、サンリオ(8136)、エムスリー(2413)、あさひ(3333)、グリー(3632)、ゼリア新薬(4559)、ドクターシーラボ(4924)、アンリツ(6754)、ネットワン(7518)、カルビー(2229)、宝ホールディングス(2531)、ゼンショー(7550)、アインファーマシーズ(9627)、コナミ(9766)・・・などです。
株式投資で利益を上げるには、全部の銘柄が上った方が成功確率は高くなるものの、それらにすべて投資できるわけではないので、少数の銘柄が上がってくれればそれで十分なのです。
この点では来年も今年同様、個別銘柄にしっかり目を向けていけばよい。こうなりますので、心身がリフレッシュしたら、有望銘柄を探し、増田足で株価位置を確認、出動タイミングを待ちたいものです。
