「夏のサプライズ」 | ブー子のブログ

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「夏のサプライズ」
GSの日本株調査チームが熱烈推奨レポート


「夏のサプライズ」-。米系証券会社、ゴールドマン・サックス(GS)の日本株調査チームがそんなタイトルで日本株の推奨レポートを出してきた。




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外資系の買い推奨自体、とりたてて珍しいものでもないが、発信が18日付。3連休明けの19日に外資系証券経由の寄付前注文が9ヶ月ぶりの大幅な売り越しとなり、海外勢の売りが警戒されるなかだけに、ここは注意しておいた方がいいかもしれない。

何が「サプライズ」なのかというと、「今年4月以降、日本株は(相対ベースで)驚くほどの回復」(同レポートより)をみせたこと。GSはその背景について、「想定以上に速い生産回復」「国内消費、不動産市況の回復」など5項目のもっともらしい理由をあげているが、要するに、多くの投資家が自信喪失となったほどには、日本経済、日本企業、そして日本株は案外、捨てたものではなかった-ということだろう。

国内勢よりも海外が強気というのも残念なことだが、6月の決算期末にかけてポジション調整を行ったファンド勢は日本株組み入れを再開している模様だ。1日、2日の短期間ではフレもあるだろうが、いったんポジションを厚めにすることを決めたファンドの動きは数週間継続することが多いだけに、日々の変化に一喜一憂することはない。

最近の円高下、もともと関心の高いハイテクや自動車など輸出系の優良銘柄が動きづらい局面にあるため、一部の資金を内需系の小型好業績銘柄に向けているが、ここが主戦場でないことは確か。決算発表で好内容が確認できることと円高に一巡観が出ることが条件となるが、タイミングを見ながら輸出株のリバウンド取りに動くことだろう。

なかで、指標性を発揮するかもしれないのが22日に第1四半期決算を発表する日本電産(6594)ではないかと思っている。ハイテク各社の中でも数少ない増額修正への期待がある銘柄。株価は先週から動意を見せている。

化学株にも増額修正が続出するかもしれない。決算発表は8月中旬だが、第一工業製薬(4461)はここで今12年3月期の通期業績見通しを発表するだろう。光硬化性樹脂など機能材料やリチウムイオン電池用電解液など電子材料が好調。恐らく、前期に続いて過去最高利益更新となる見通し。それにもかかわらず、PBR1倍割れは評価不足である。