市場を語リスト | ブー子のブログ

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楽観的な見通しはもろくも崩壊
公募増資銘柄は、長期なら買い場面


◎後ろ向きの公募増資と前向きの公募増資


先週末まで6日続伸した日経平均株価その上昇幅を打ち消す展開となった。
NY株は強く、日本株も同調するという楽観的な見通しはあっけなく崩壊し、24日(木)には25日移動平均線も割りこんだ。

浮かれると逆目に出ることが多く、萎むと買いそびれることが多い株式市場の典型的な形になってしまった印象。

世界的政情不安や株式市場の軟調の裏側で目立っているのは、「公募増資相次ぐ」の見出し。
アンリツ(6754) (東1/1000株)は、NECが保有していた同社株1920万株を売り出し。
アステラス(4503) (東1/100株)は、三菱UFJなどが保有していた同社株474万株を売り出し。

東武鉄道(9001) (東1/1000株)が、40年ぶりに932億円の公募。
そして、東洋紡(3101) (東1/1000株)は43年ぶり、欧州中心に190億円の資金調達。
アンリツ・アステラスは株主事情で、どちらかといえば後ろ向きの印象。

ただ東武は、東京スカイツリー関連への資金需要。東洋紡は薄型パネルなどの設備投資への資金需要と前向きの印象。眠っていた伝統的企業群が覚醒したような気がする。

市場はまた、「1株利益の希薄化」を言い出したが、あれだけブーイングされた東京電力(9501) (東1/100株)の株価でさえ、公募発表前の水準まで回復している。

そもそも企業が上場している意味は、知名度向上もさることながら資金調達の意味合いが強い。
そして、証券市場の重要な存在意義は、産業資金の長期安定的調達。
この側面は忘れてはならないところ。

公募発表→価格下落の構図は、少し長い目で見れば買い場提供場面であるともいえる。
付け加えれば、IPOや公募の当選銘柄は敬遠し(人気薄の可能性)、外れた銘柄(人気大の可能性)を場で買うシナリオは、十分評価できると考えている。


◎イベントめじろ押しで、注目される関連銘柄


そんななか、新興市場で元気な銘柄群が目立つ。
例えば、JASDAQ上場のリスクモンスター(3768) (JQ/1株)。
ネット上の与信管理が中核だが、水曜・木曜と連続ストップ高。

会社側に取材してみても、「特に何か発表した訳ではありません」。
強いて言えば、PBRは0.8倍台と1倍割れ。このあたりの割安感は評価したいところ。

昨年秋以降のJASDAQトップ20採用銘柄の上昇は華々しかったが、これをサッカーのJリーグに例えれば「J1」。次の「J2」が、例えば「ネクスト20」などの格好で出てくる可能性もある。
そうすると、次の「トップ20」候補を投資ターゲットにするのもアリかも知れない。

来週は雇用統計に右往左往する可能性もあるが、東京ビッグサイトでは第1回国際スマートグリッドEXPOが開催される。
そして、ASEANインドビジネスフォーラム、ジュネーブ国際モーターショーとイベントが続く。

これを踏まえれば、スマートグリッド関連の富士電機(6504) (東1/1000株)や、インドの自動車で圧倒的シェアのスズキ(7269) (東1/100株)などに注目する。