「プロが読む、明日の株式」 | ブー子のブログ

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それはやりたくないことだから。

損してもいい、と思ったら、やればいい。
それはやりたいことだから。

日本経済は「量」より「質」を重視すべきとき
今後の相場は物色対象の変化に注意を!


◎貿易収支の大幅黒字が意味するもの

二十四節の雨水も過ぎ、春が近づいてきました。大寒波も時の経過には勝てず、徐々に空気は和らいでいます。

さて、連日のように、わが国GDPが中国に抜かれたことが報道されています。68年にわが国GDPがドイツのそれを抜いてから40年強も、その地位を維持してきただけに、その報道ぶりも無念といった気持ちが滲み出ているようです。

しかし、冷静に考えれば、成長率は、人口に労働生産性を乗じたものです。つまり中国のように10数億人の人口を抱えていれば、成長率は高くなるのは当然なのです。いずれインドにも抜かれるでしょう。

少子化が進み、労働人口が減少するわが国が中国に抜かれたといって騒ぐのはナンセンスです。むしろ、わが国は、これからは量よりも質でいくべきでしょう。

対中、対韓国、対台湾の貿易収支は大幅黒字です。素材、部品、製造装置などが供給されています。これは、わが国が彼らの首根っこを押さえている証です。マスコミの極端な悲観論には目をつぶることが肝要でしょう。

◎「売り長」銘柄のライオンと京成電鉄

ところで、株価はなお上値追いを辿っているかにみえます。しかし、すでに10年8月から6ヶ月が経過しようとしています。

じつは、09年3月から同年8月までの上昇日柄の長さにも驚いたのですが、今回、それにちょうど見合うのが今週です。これ以上上昇が続くとすれば、またまた驚愕です。ということで、つぎの2点に注意していてください。

(1)物色対象が「輸出関連から内需関連」へ、「値がさ株から低位株」への移行

(2)米国株の4日連続安

この2点が今後相場のカギを握っているとみられます。

さて、今回の銘柄は、内需関連のなかから、ライオン(4912) (東1/1000株)と京成電鉄(9009) (東1/1000株)に注目したいです。

前者は、歯磨きでトップ、医薬品「バファリン」はあまりに有名です。売り長になっています。株価はここ2年ほど底値圏にあります。

後者は成田空港線が収益の柱ですが、なんといってもOLCの筆頭株主です。これも大幅売り長です。両者とも出遅れでしょう。