2月22日前引け・石油価格急騰でミニ・ショック商状に [ 2011-02-22 11:29 ]
先物の投げが下げを加速?
一部ディフェンシブ系は逆行高に
▽・・・22日の東京市場は、リビア情勢緊迫化を受けて大きく下落した昨夜の欧州市場の流れを受け継ぐ形で急落地合いとなっています。
前引けの日経平均は前日比210円安の1万647円。先物は一時1万630円まで売られました。騰落銘柄数は上昇・154に対し下降・1398と、JX(5020) などの石油株や東電(9501) 、JR東日本(9020) といったディフェンシブ系の一角を除き、ほぼ全面安の流れとなっています。
▽・・・出来高も膨らみました。前引けの出来高・12億8900万株、売買代金・8200億円。先物も大商いですね。11時10分現在の出来高は8万1000枚を超え、この時点で昨日、日中取引の商い(3万7756枚)の2倍以上に膨らんでいます。
前週末の先物建て玉を見ると、先物大手のニューエッジが1万8757枚の買い持ちになっています。ニューエッジの買い持ちの大きさをリスクの一つと捉える声もあったのですが、今日の動き、出来高を見る限り、ロングだった業者の投げにより先物市場が急落、欧州に比べきつい下げに繋がったものと見られます。
「投げが出てアク抜けに繋がる」といった見方もあるにはあるのですが、引け後に大証から出てくる手口を見ないことには、まだ何ともいえません。
▽・・・今後に関しては、とりあえず3連休明けのNY市場待ちといった状況になっています。
リビア危機には、まず真っ先に原油先物市場が反応、WTI原油は時間外で前週末比8ドル高という急騰を演じています。それを見て、時間外の米指数先物相場が下落、ダウ平均は100ドル規模の下落を演じていました。
ただ、ダウ平均にはエクソン、シェブロンの石油メジャーも入っていますから、相殺されて意外と下がらない可能性もあります。最近のNY市場は、それが穏当なものならエネルギー価格などの上昇は相場にプラスに働く傾向も出ています。
リビアショックに対し今夜のNY市場がどういった反応を見せるか、現状においては「神のみぞ知る」といったところですが、東京市場は、先物でフレが大きくなった分、今夜のNY次第で今日の逆の動きが出る可能性もあることを認識しておくところだと思います。
◎前引けの売買代金上位銘柄
ソフトバンク(9984)
みずほ(8411)
ソニー(6758)
三井住友(3080)
りそな(8308)