[北浜 流一郎先生の株式コラム 02月17日号] | ブー子のブログ

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[北浜 流一郎先生の株式コラム 02月17日号]


連騰歓迎ながら、目先は高値警戒を。

 日経平均の続伸と10800円台乗せ。実に望ましいことです。特に私のように「強気派」と見られている者にとっては喜ばしい限りです。

 しかし、です。目先はさすがに警戒を怠れない状況であり、慎重策をお勧めしています。ところが奇妙なことに、日経平均がどんどん上らなければ株を買う気になれない。こんな方がほとんどとなっています。

 そのため最近は東証1部の出来高もふくらみ、20億株台をキープ、16日には26億株台に達したほどです。
 出来高のこのような増加ぶりを見て、テレビの株式番組でも慎重論がほとんど聞かれなくなっています。株の専門家や番組司会者たちも機を見るに敏で、一斉に強気に転じているのです。
 
 しかし残念ながら、そんな状況は私の経験則からは警戒が必要になります。特にここ数日伸びが著しい銘柄の追撃買いや買い乗せは控える。これが賢明です。
 たとえば私がよく取り上げて来た安川電機です。2月16日には高値984円の戻り新値となりました。しかし問題はその前日15日の上昇幅48円です。
 こんなに上げた後でも大量の買いが入り続ける。私の大好き銘柄ではあるものの、やはりいまは新規投資を手控えましょう。こういうことになります。

 なぜいまこんなことを書くのか。16日の時点で、「先生、安川、ここから買っても良いでしょうか」こんなご質問を受けたからです。私にいわせると、質問を受けること自体が不思議です。「ここは売りでしょうかね」というご質問なら分かります。
 ところが「買ってよいでしょうかね」なのです。これには、うーん・・・となってしまいます。

 いまは先月まで市場の攪乱要因となっていたエジプト問題が鎮静化、欧州財政金融不安や中国のインフレ懸念も後退しています。米国では小売に加え、不動産販売にも回復の兆しが見えていて、これらが株価支援材料となってNYダウ、NASDAQを押し上げています。
 この流れは当面続き、東京市場もその恩恵を受け続けることには変わりがないのですが、休みなき上昇はないので目先一服を想定しておきましょう、ということになります。
 その上で、次のような銘柄をターゲットしたいところです。

 まずは関西ペイント(4613 東1 1000株)です。10日に決算を発表したのですが、その前日9日に好決算期待で買われていたため、発表とともにいわゆる「材料出尽くし」との理由で売られ、株価は急落しました。
 この種の銘柄は急騰はないものの、ゆるやかな回復が見込め、資金をゆっくり増やすのに向きます。

 同じく最近反落した銘柄の中からマキタ(6586 東1 100株)です。電動工具首位であり、業績絶好調状態にありますが、これまた目先の好材料出尽くしで売られた上に、外資系証券の投資判断引き下げもあって下げてしまいました。
 下値抵抗線となる3600円を一時割り込んだりするところまで下げており、そろそろ仕込み場と見ています。
 
 最後はティーガイア(3738 東1 1株)を。携帯電話販売の最大手ですので、もちろんスマートフォン関連株ということになります。ただ株価は戻り高値圏です。そのため目先15万円に向けて反落することが考えられます。つまり15万円に近いところでの投資がお勧めです。