[杉村 富生先生の株式コラム 02月14日号] | ブー子のブログ

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[杉村 富生先生の株式コラム 02月14日号]


NYダウを追う日経平均株価!

 NYダウは堅調です。いや、抜群に強いですね。2月11日現在、1万2273ドルと、昨年4月26日の高値(1万1205ドル)はもちろんのこと、リーマン・ショック直前の水準(2008年9月12日の1万1421ドル)を大幅に上回っています。

 オバマ政権、およびFRBの政策対応の効果でしょう。アメリカは政策目標が明確です。すなわち、「株高作戦」です。アメリカの家計は株式資産を大量に保有しています。なにしろ、個人金融資産に占める株式・出資金の比率は31.4%に達しています。これが預・貯金偏重の日本とは違うところです。

 さらに、年金積立金26.8%、投信12.1%、生命保険2.8%にも株式が含まれています。この結果、家計の株式保有額は10兆ドル超といわれています。すでに、NYダウは昨年7月2日の安値(9686ドル)比26.8%の急騰劇を演じています。この資産効果は計り知れません。

 実際、アメリカでは高級車、宝石などが売れ始めています。製造業はフル操業となり、失業率は9.0%まで改善してきました。オバマ大統領、バーナンキFRB議長はまさに、「してやったり」といった思いでしょう。

 一方、日経平均株価はリーマン・ショック直前の水準(1万2214円)どころか、昨年4月5日の高値(1万1339円)すら奪回できていません。これまた多くの投資家が「なぜだッ」と。しかし、心配は無用です。筆者は昨年秋以降、2011年の早い段階に、前述のフシ目をクリアーする、と主張してきました。このシナリオは不変です。

 愛知製鋼(5482 東1 1000株)は1月11日に636円の高値をつけたあと、5週間にわたって高値ゾーンでのもみ合いを続けてきましたが、いよいよ上放れのタイミングが近づきつつある、と判断します。

 足元の業績は急浮上を示しています。2011年3月期の連結1株利益は75円の予想です。レアアースを使用しない素材の開発はもっと評価してもいいと考えます。ジスプロシウムを使用しない耐熱磁粉はこの春に量産を開始する予定です。

 岡野バルブ製造(6492 東2 1000株)は原子力発電所などで使用される高温・高圧用バルブの国内トップ企業です。沸騰水型(BWR)向けでは国内シェア8割強を誇っています。中国、アメリカの認証も取得しており、世界的な“原発ブーム”の恩恵を享受できる体制を整えています。なお、連結1株利益は2011年11月期が70円、2012年11月期が82円と予想されています。