[澤部 潔先生の増田足コラム 01月14日号] | ブー子のブログ

ブー子のブログ

損したらどうしよう、と思ったら、やめればいい。
それはやりたくないことだから。

損してもいい、と思ったら、やればいい。
それはやりたいことだから。

[澤部 潔先生の増田足コラム 01月14日号]


?「戎天井」の格言がチラリ
菅再改造内閣に対する外国人の「評価」を見極め

 週末の東京市場は一服ムードを強めています。懸念されていたスペインとイタリアの国債入札が順調に終わり、一時、1ユーロ=107円台前半まで売られたユーロが110円台に回帰。NY株式は小安く終わったものの、引け後発表されたインテルの決算が好内容ということで、朝方は、輸出株やインテル連想の半導体株を中心に比較的堅調な足取りを見せていましたが、日経平均が8ヶ月ぶり高値圏での週末、しかも、NY市場が週明け3連休になることも気にされ、後半は利益確定売りにジリジリと値を消す展開となっています。

 週末・日経平均の増田足は3日足が先読みともどもブルー。一時に比べて沈静化しているとはいえ、増田レシオも引き続き過熱を示唆する70ポイントを上回っていますし、当面は、増田レシオの落ち着きを待つ形でスピード調整の展開でしょうか。

 カレンダーからも、模様眺めムードが高まりやすいタイミングに差し掛かります。週明け17日はキング牧師誕生日のためNY市場休場。連休から明けると、米国では昨年10月―12月期の決算発表がピークを迎えます。18日がシティ、IBM、アップル、19日がイーベイ、GS、20日がモルガン、21日がBOA、GE、グーグルといった具合。そう日を置かずに日本でも四半期決算の発表が本格的にスタートしますし、日米の決算確認待ちといった流れが出るケースも想定されるところ。

 「節分天井」ほど一般的ではありませんが、北浜には「十日戎」に引っかけて「戎天井」という言葉があります。今宮神社のお祭りである「十日戎」の前後にお正月のご祝儀相場が一巡しやすいことからきた言葉ですが、今年は、ひょっとしたらこの言葉通りの展開になるかも知れません。ただ、増田週足などからは引き続き強い先高感が感じられますから、仮に、目先調整色が強まるとしても、大きな値幅を伴ったものに発展する可能性は小さいと見ていいのではないでしょうか。
14日に菅再改造内閣の陣容が明らかになりました。首相が会見で強調していたように、今回の目玉は与謝野馨氏の経済財政相起用です。財政再建派と目される与謝野氏の起用に関し、昨年来、日本株に対し積極的な動きを示している外国人投資家がどういった判断を示すか、これも今後の展開を読むうえでのポイントになるものと見られます。
引き続き出遅れ株に網を張りたいところですが、出遅れ感イメージの強い電鉄株のなかで京成電鉄(9009 東1 1000株)が出直り本格化の兆しを見せ始めました。日足は12日に上昇のBパターンを示現。それを待っていたかのように13日に大きな陽線を引き、昨年4月高値592円奪回に向けリーチ態勢に入ってきました。週足の6色も今週Bにステップアップしています。今後は不動産株一斉高の流れが同様に含み株的な位置付けを持つ電鉄株に伝播していくケースも想定され、ちょっとマークを強めたいところ。

 割り切っての勝負なら高岳製作所(6621 東1 1000株)の二段上げに期待を繋ぐのも手。昨年来の急騰を受け、12日に高値512円示現後は高値波乱の様相ですが、増田3日足はブルーが3日続いた後、先読みがピンクに変わってきました。信用倍率0.99倍。取り組みをベースにした2段ロケット点火が読める状況です。