『反落。朝高後は一転利食いが先行。』日経平均は30円安の9,797円で引けた。
今朝のCME・ADR高やドル高円安を好感して、寄りは一気に9,900円台に乗せたものの、早々に手仕舞いが嵩み、急速に伸び悩んだ。
特段のマイナス材料はなかったものの、最近の米株市場のもたつきなどから、ひとまず利食う向きが強まり、9時半頃には下げに転じた。
買い方の動きは意外に鈍く、前場は小安く揉み合う場面が目立った。
さらに、韓国における利上げや中国株安の影響から、後場は下値を切り下げて始まったが、値頃感からの買い戻しも入り、その後は下げ渋る展開が続いた。
陸運・倉庫運輸といった内需系の業種が安く、鉱業、紙パルプなど満遍なく売られ、値下がり銘柄数は1044を数えた。
一方、自動車や証券・小売り・不動産の一角が小確りで、値上がり数は431であった。
後場中頃にはプラスに転じたものの、その後は再び売り優勢の流れとなり、結局、9,800円を下回って大引けを迎えた。
出来高は18億3000万株、売買代金は1兆3000億円と昨日より増えている。
日経平均・TOPIXの日足は、小勢1波動目の中で3日足ブルー、先読みはピンク、3日影足は「はらみ」で、目先、揉み合い商状となっている。
また、右欄の6色分布図においても上昇3波動(F・A・B)の数や増田レシオはやや減っており、市場センチメントの回復はひと休みしている。もう一両日、揉み合い気味の展開か。