[北浜 流一郎先生の株式コラム 07月29日号] | ブー子のブログ

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[北浜 流一郎先生の株式コラム 07月29日号]


猛暑の中、7月の月足陽線に。8月高の土台完成。

 猛暑と株安の7月も終わりです。鹿児島生まれで暑さには自信がある私も、連日の猛暑にはかなりマイッてしまいました。毎日お茶大量と梅干し1個を食しましたが、日経平均がどんどん上がったとしたら猛暑もさほどこたえなかったのではないでしょうか。
 投資家は、株さえ上がれば他は大抵問題なく乗り切れてしまうのが普通です。その意味では日経平均の値動きがイマイチだったのは残念です。

 しかし、厳密なことをいわせてもらうなら、今月の月足チャートが陽線で終わるのはほぼ間違いありません。7月は外国人投資家が買いに転じる可能性があり、7月は巷間信じられているほど悪い動きにはならない。今年も上昇確率が高い、つまり月足チャートは陽線になるだろう。こんなことを書きました。

 結果は、この原稿を書いている29日現在ではまず陽線予想は揺るがないでしょう。日経平均は7月1日寄りつき9296円、29日終値9696円でした。
 これでも絶対陽線と断言までは出来ないのが東京市場の現状ながら、最悪でも9500円はキープしてくれる気配です。

 今月の動きで特徴的なのは、まずは年初から約半年続いた下降トレンドに終止符が打たれた可能性が高い点です。それがより鮮明なのはNYダウであり、それは力強い戻り方をしています。戻りの速さが気になるほどであり、目先スピード調整があり得るものの、欧州危機を一応乗り切ったことによる見直し買いが相場を支えていると見てよいでしょう。これまで発表された大手企業の4~6月期決算を見ても、好調なところがほとんどでした。時々期待外れの数字が発表され、下げてしまうこともありますが、翌日には新たに好業績と楽観的な見通しが会社側から発表され、ダウは復調する。

 東京市場がそれに素直に連動高しているわけではありません。為替が円高になりやすいためです。しかし日々発表される4~6月期決算は、米国企業に負けず劣らず好調です。それでも株価の戻りはスローであり、じれったい思いがするのは否定しません。しかし、です。下落一方だったユーロが落ち着きを取り戻しました。ドルは対円で下落が止まったといえないものの、7月22日に86.27円の高値をつけたことで、目先は一服でしょう。

 その後、再浮上も想定しておくべきですが、その場合上昇余地は限られます。昨年11月に付けた高値84.83円。これが上限となる可能性が高い点を想定しておきたいところです。

 その上で8月相場をどう見るかですが、次の円高を警戒しつつ、為替変動の影響を受けにくい銘柄を狙っていく。こうすることで回復相場に乗って行きたいもので、具体的には次のような銘柄に注目です。
 
 まずはミスミグループ(9962 東1 100株)です。ファクトリーオートメーションや金型用部品の専門商社であり、標準品をカタログ販売することで業績を伸ばしている会社です。効率経営で知られ、赤字知らずの企業です。
 それでも前期は減収減益となりましたが、今期は早速回復に転じる見込みです。株価はこのところ急浮上したものの、28、29日と戻り売りに押されてしまいました。しかし収益好転が見込める以上、1700円以下で拾っておきたいものです。

 やや時間はかかるもののJR東海株(9022 東1 1株)も72万円絡みでシフトしておきたい銘柄です。4~6月期は乗客増により、収益が上向きました。
 インフルエンザの影響軽減による乗客増といえますが、ビジネス客も次第に戻りつつあると見てよいでしょう。株価は好決算発表に一日反応しただけで下げてしまいましたが、底値はほぼ固まったと見てよく、72万円絡みの買いなら安全度高いと見ます。

 最後に東証マザーズ銘柄、スタートトゥディ(3092 マザーズ 1株)。聞いたことがないという方もおられるのでは。それもやむを得ません。この会社はネット上でネット通販サイトを運営していますが、サイト名は「ZOZOTOWN」と呼ばれているからです。
 何を販売しているか。ファッション用品です。有力ブランドが多数出店しているため、女性たちの間で人気化、収益増が続いています。株価はすでに高値圏ですが、さらなる高値が見込めます。