[澤部 潔先生の増田足コラム 07月23日号] | ブー子のブログ

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[澤部 潔先生の増田足コラム 07月23日号]




正念場で踏みとどまる
「不当」な出遅れが外国人買いの呼び水になるか

 NY株高や円安を受けて日経平均が6日ぶりの反発で終わった23日の東京市場。まだあやふやな状況ではありますが、とりあえず、チャート的には正念場で踏みとどまった形になっています。

 まず、増田足の日足。日経平均の3日足は5日ぶりにピンク転換。先読みもピンクに変わっています。週足も3週足が5週ぶりにピンクに転換してきました。残念ながら、こちらは先読みブルー。しかし、ここは7月9日の年初来安値9091円、さらには週足の下値サポートラインに当たる昨年11月安値9076円を首の皮一枚下回らずに反発してきたことで良しとするところではないかと思います。

 諸外国市場から見た東京市場の出遅れは「不当」と言える程顕著です。例えばNYダウとの比較。NYダウ22日終値は1万322ドル。一方、翌日の日経平均終値は9430円。両者の差はついに4桁に達してしまいました。両者を比較するモノサシとしてNN倍率という指標がありますが、同日のそれは0.89倍と、2003年4月の0.92倍を下回り、ここ数十年来の最低水準に低下しています。ちなみに、2003年4月は日経平均が7603円と当時の最安値を形成した局面。行き過ぎはいずれ訂正されるものと考えるなら、そろそろ、今度は日経平均がNYダウを始めとする諸外国の株価を追いかける、そんな展開を期待していいのではないかと思うのですが・・・。

 23日は朝方の外資系注文が2000万株を超える大幅買い越しとなっていました。22日は1000万株の買い越し。ここにきて再流入の気配が感じられる外国人の動きは、日本株の出遅れ訂正高を狙ったもののようにも見えます。

 株価が底値圏に位置するこんな時期は中・長期的に資産形成の種を蒔くチャンスでもあります。こうした視点から投資先を考えると、公募価格130円と思わぬ安値で大量の資金調達を行ったみずほFG(8411 東1 100株)を見逃す手はありません。2年連続での大量の資金調達を行ない、1回目のそれは水浸し状態。確かに需給関係は最悪です。しかし、株価が下がったことで同社の利回りは4.5%にまで上昇しています。これは低金利が続くなかでは極めて魅力的な水準。企業の安全性も極めて高く、みずほ1万株買うとすると必要な資金は136万円ですが、それをみずほに預けて雀の涙ほどの金利を貰うより、みずほ株に投資して年間6万円の配当金をもらい続けることの方が、よほど賢明な選択といえるのではないでしょうか。みずほは増田足も3日足が23日ピンク転換。先読みもピンク。増田足のサインからは「ひょっとすると、キャピタルゲインも」の期待もあります。

 オーソドックスな銘柄では三井物産(8031 東1 100株)。底打ちリバウンドの後、定石通りのパターンでスピード調整を入れていましたが25日足絡みの絶妙なタイミングで3日足がピンクに転換してきました。25日足がピンクに転換するのも、あともう一息。2弾上げ波動移行が見えるパターンです。