【2010/06/29】
※寄り前(8:50)に発表された5月の鉱工業生産指数(速報値)は、前月比-0.1%と市場予想(0.00%)を下回っている。
※シンガポールで取引されている日経平均先物(9月物)は、8時45分現在、9,695円近辺で推移している。
NYダウ 10,138 (-5)
ナスダック 2,220 (-3)
為替 89円40銭/ドル
CME 9,675 (大証比-15)
原油(WTI) 78.25 (-0.61)
『週明けの米国市場はNYダウ、ナスダックそろって小安く引けた。』
このところの米経済指標が振るわず景気回復シナリオに不透明感が出ていることや、先週末のG20宣言(経済成長に配慮した財政再建)の効果を疑問視する動きもあり、終日さえない展開が続いた。
大型優良株は高安まちまちで、石油・産金株やバイオ、保険、銀行がさえず、一方、通信、コンピュータ・半導体関連が小確りとなっている。
シカゴで取引されている日経平均先物(9月物)は9,9675円と昨日の大証より15円安く、ADR(米国上場の日本株)は高安まちまちとなっている。
為替は、1ドル=89円台半ばへとやや円安に振れ、1ユーロ=109円台後半と円安気味に推移している。
東京は揉み合い・調整色の濃い展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1830万株、買いが840万株で、990万株の売り越しとなっている。)
米国株やCME、ADRはいずれもさえない展開で終わり、加えて円高ユーロ安と、今朝の相場環境はあいかわらず芳しくないことから、朝方は先物を中心に小安く始まると思われる。
特に、ここにきての再度のユーロ安を嫌気して、電機・精密・機械の一角など、欧州への依存度の高い銘柄には換金売り圧力が高まると見られる。
また、本日は株主総会のピークにあたり、無事通過への見極めから、買いは入りづらいと思われる。
物色の矛先は「原発関連(日本・インド政府は原子力協定を締結する方針)」や低位材料株が中心か。
指数の日足は、日経平均・TOPIXともにオールブルー・先読みブルーと弱い上に、右欄の6色分布図は、昨日、指数の下げ以上の崩れを見せるなど市場センチメントは良くない。
引き続き外部環境(海外要因)にブレ易い状況にもあり、ここは様子見の一日と判断される。