4月28日
5715 古河機械金属
2010年3月期の連結経常損益は1億円前後の黒字の模様。銅価格の上昇で金属部門の採算が改善した。高純度金属ヒ素など電子部品向け素材の出荷も増えたようだ。
6367 ダイキン工業
2011年3月期の連結営業利益は650億円となった。主力の空調事業では中国でエアコンが引き続き伸びる。欧州では暖房機が拡大する。化学事業も需要の回復に貢献された模様。国内でも業務用で新製品の発売効果が出そう。化学事業は自動車、半導体市場向けにフッ素樹脂の需要が回復する見込み。
6471 日本精工
2011年3月期の連結営業利益は前期推定比3.5倍の350億円前後となりそうだ。自動車の電動化を追い風に電動パワーステアリングの販売も増加する。中国を中心としたアジア向けが堅調であり国内や欧米でも需要が回復する見込み。国内拠点を集約する一方、インドネシアなどアジアを中心に工場を増強し、現地生産比率を引き上げる模様。
9301 三菱倉庫
2010年3月期の連結営業利益は前の期に比べ9%減った模様。物流事業の荷動きが想定よりも回復し、経費削減効果も計画を上回った。しかし、国際運送や港湾運送は不況で荷動きが悪い、だが11年3月期は新規稼働の拠点は予定していないようだが横浜市の賃貸ビルが通期で寄与するうえ荷動きも回復しそうで、増収増益となる見通し。きも回復しそうで、増収増益となる見通し。
9831 ヤマダ電機
2010年3月期の連結純利益が前の期比68%増の558億円になったと発表した。省エネ家電の購入を促すエコポイントが追い風になり、薄型テレビなど対象商品の販売が好調だった。エコポイント対象商品以外では空気清浄機や空気清浄機能付き加湿器、太陽光発電システムなどの販売が好調。新型インフルエンザの流行や消費者の省エネ意識の高まりが販売を押し上げた。
6751 日本無線
2010年3月期の連結業績予想の上方修正を発表。売上高を1100億円から1112億円前期比9.5%減。営業利益を23億円から30億円前期比4.7%増で純利益を16億円から23億円前期比55%増に引き上げた。変動費や固定費などの削減が進んだうえ為替差損の縮小も寄与する見通しと思われる。
6674 ジーエス・ユアサコーポレーション
2010年3月期の連結純利益が前の期比54%増の65億円になったと発表した。自動車に搭載される鉛蓄電池の販売が、東南アジアを中心とする海外市場で伸びた。新車用鉛蓄電池の国内販売は振るわなかったが、エンジン起動用の鉛蓄電池の販売が新興国で伸びた模様。
6508 明電舎
2010年3月期の連結最終損益が6億5千万円の黒字になったと発表した。自動車など製造業を中心に設備投資が減少し、工場設備などの販売が苦戦した。ただ、部材調達費や加工費などコスト構造を見直ししたことが売上高に貢献した模様。
4452 花王
2010年3月期の期末配当を前の期から1円増やして29円とし、年間配当を57円にすると発表した。売上高は7%減の1兆1843億円。衣料用洗剤など家庭用品は堅調だったが、化粧品は消費者の低価格志向の高まりで主力の高中価格品が苦戦。化粧品の底入れやアジアでの家庭用品の伸長を見込み11年3月期は純利益が前期比23%増の500億円となる見通し
9104 商船三井
2010年3月期の連結決算は、純利益が前の期比90%減の127億円と発表。足もとは海運需要が改善している。2011年3月期の業績は大幅に回復する見通し。純利益は前期比4.7倍の600億円を見込む。コンテナ船事業は荷動きが回復し、経常黒字を確保する見通し。ばら積み船も中国やインドなど新興国の需要拡大を背景に堅調に推移するとみている。
7262 ダイハツ工業
2010年3月期連結決算は、経常利益が438億円と前の期比11%増えた。国内外で自動車販売は減少したものの、原価や減価償却費を減らした結果、増益を確保した模様。11年3月期は引き続き自動車販売は厳しい環境が続くが、経費削減で増益を確保する。売上高は前期比8%減の1兆4500億円、純利益は1%減の210億円を見込んでいる。
8178 マルエツ
[トピック]
足元の販売動向は苦戦しているとの観測が出ている。2011年2月期は会社計画によれば2010年2月期に表れた経費削減効果が継続する点が織り込まれていないとの声も聞かれる。競合の少ない都市部における小型店の業態を確立することが、同社の中期的な成長継続において重要との指摘がある。
[テクニカル]
一目均衡表日足において、株価は先行スパン上限付近を推移している。この先行スパン上限水準を抵抗帯として、基準線、転換線を目指せるかに注目。
6501 日立製作所
[トピック]
経営資源を社会イノベーション事業へシフトしたことで、収益体質が強化、当期利益ベースでの損益の改善を期待する声があがっている。株式市場の声を経営に役立てるため、IR活動を積極化する姿勢を明確にとりつつあるという。
[テクニカル]
一目均衡表週足において、株価は先行スパン上限を上抜けた。転換線も先行スパン上限を試す位置にあり、上昇してくる転換線が先行スパンを上抜き、株価を下支えできるかに注目したい。
8036 日立ハイテクノロジーズ
[トピック]
回復局面にある半導体製造装置市場において、同社業績の改善は顧客・製品構成上の理由により、他のメーカーに比べ緩やかであったという。しかし、半導体需要の盛り上りや、製造装置受注急増に伴い、同社も本格的な回復期に入りつつあるようだ。
[テクニカル]
日足チャートにおいて、株価は25日移動平均線水準での抵抗を見せている。しっかりと25日移動平均線水準で下げ止まり、5日移動平均線を上回ることができるかに注目したい。
4684 オービック
[トピック]
同社は費用圧縮と効率性強化により、株式上場以来、最も厳しかったとされる受注不振を乗り切った。同社の受注は2010年1-3月期に横ばいから回復に転じており、今後は従来の予想を越える業績が期待できるとの声が聞かれる。2011年3月下期以降の需要拡大を織り込み、株価の評価には改善の余地があるとの声が聞かれる。
[テクニカル]
一目均衡表日足において、株価は4月26日、窓を開けて上昇し27日には新高値をつけた。転換線水準を下値として推移していることから、この転換線を大きく下回らずに推移を続けられるかに注目したい。押し目狙いの作戦か。
9831 ヤマダ電機
[トピック]
エコポイント基準変更に伴う薄型テレビの駆け込み需要が従来の予想を超えたものであったと指摘する声がある。2010年末のエコポイント終了や2011年7月のアナログテレビ放送の終了といった政策による特需が短期売上を押し上げるだろうとの声も聞かれる。さらに、店舗効率や経費削減、キャッシュフローの改善という経営改革も進んでいることから、特需後の反動も軽いものになるとの観測も出ている。
[テクニカル]
日足チャートにおいて、4月27日、株価はこれまで25日移動平均線を下回って推移していた動きに反し、25日移動平均線を窓を開けて上抜いた。5日移動平均線も上向いてきていることから、ゴールデンクロスを形成するか否かに注目したい。
8703 カブドットコム証券
[トピック]
同社は資本効率向上と株主への利益還元のためとして、自社株買いを発表した。しかしながら、株式の取得総額は12 億円(上限)とのことから、資本効率改善は軽微となるだろうとする見方がある。金融商品仲介による顧客拡大、預かり資産増加といった株式市場の動きに影響を受け難い収益構造を構築することが、長期的利益成長のためには必要であろうとの指摘もある。
[テクニカル]
日足チャートにおいて、株価は25日移動平均線を上抜いた。25日移動平均線に下支えされる形で推移できるかに注目。また5日移動平均線が25日移動平均線を上抜けるかにも注目したい。
