4月27日
ヤマハ(7951) ゴールドマンが投資判断格下げ、ROEの回復には時間を要すると判断
ゴールドマンサックス証券は4月26日付けで、ヤマハ<7951.T>のレーティングを「中立」から「売り」に格下げ、目標株価を1100円から1000円に引き下げた。2009年度実績が計画比上回る可能性から、4月28日発表予定の2010年度計画では好材料出尽くし感が強まるだろうとのこと。業績予想を下方修正し、2011年3月期は3800億円、営業利益138億円と予想。追加構造改革の動きは当面期待しがたく、株価の一段評価にはしばらく時間を要するとの見方を示している。
住友化学(4005) 業績上方修正、JPモルガンがポジティブサプライズとコメント
26日場中に、住友化学<4005.T>は2010年3月期の業績上方修正を発表した。営業利益で350億円→500億円への大幅修正で、JPモルガン証券では想定外のポジティブサプライズだとコメント。医薬品事業の上ブレに加え石化事業や基礎化学事業も計画を上回ったようだと述べている。同証券は、2011年3月期以降の業績予想を上方修正し、目標株価を500円→560円に引き上げた。セクター全体の株価上昇も目標株価引き上げの要因だとのこと。レーティングは「オーバーウエイト」を継続。
日立建機(6305) ゴールドマンサックスが計画は想定以下、目標株価引き下げ
ゴールドマンサックス証券では26日引け後に、日立建機<6305.T>が発表した2010年3月期決算及び2011年3月期計画は短期株価にはややネガティブな印象だと報告。売上計画はコンセンサスを247億円上回る前向きな見通しだが、利益計画は間接費の増大などにより想定を下回る低水準とコメント。しかし同証券では一過性の要因が大きいとし、投資見解は「中立」を継続とした。また、会社ガイダンスだけで中国市場に対する懸念を払拭するのは難しく、同社の場合は日本の回復がより重要だとし、同証券の予想を修正、目標株価を2150円→2100円に引き下げた。
シャープ(6753) 野村證券が強気な投資スタンスを継続、目標株価引き上げ
野村證券は4月26日付けで、シャープ<6753.T>のレーティング「1」を継続としたうえで、目標株価を1300円から1550円に引き上げた。国内を中心とした液晶テレビ販売の好調が収益改善を牽引した模様で、2010年3月期決算はほぼ会社予想通りの数値で着地したと推定。引き続き、当面は家電大手3社の中でもっとも魅力的な投資先であるとの同社に対する見方に変更はなく、強気な投資スタンスを継続するとしている。同證券では液晶、テレビ、太陽電池を前期比利益増のドライバーに、2011年3月期は売上高3兆1650億円、営業利益1220億円と予想している。
KDDI(9433) シティがレーティング格上げも当面の株価大幅上昇は期待し難いと解説
シティグループ証券が26日付レポートで、KDDI<9433.T>に対するレーティングを「売り/中リスク」→「中立/中リスク」へ格上げ、目標株価は490000円を継続としている。同証券では、2011年3月期のガイダンスについては移動体の端末販売手数料や固定網の売上高などにダウンサイドリスクがあると指摘し業績予想を修正。会社計画を若干下振れる水準を想定している。また、J:COMとの提携による本格的な統合シナジーは来期以降に貢献されるとの見方を示しており、当面の株価大幅上昇は期待し難いと解説している。
6136 オーエスジー
[トピック]
自動車生産拡大を背景に工具需要の改善が続いており、さらに流通在庫も調整に終わりが見えてきているという。国内工場稼働率も改善され、2010年11月期においては、売上増加が利益増加に結びつき易いとの観測も出ている。
[テクニカル]
月足チャートにおいて、株価は9ヵ月移動平均線を下値とする動きを見せている。24ヶ月移動平均線が若干下を向いていることに注意しながら、株価が9ヵ月移動平均線を大きく下回らず推移できるかにも注意したい。
4751 サイバーエージェント
[トピック]
インターネット広告代理事業が急回復しているとの声が聞かれる。今後の成長牽引役となるAmeba関連事業の中の「アメーバピグ」の広告・課金収入が拡大したことが要因であると言う。メディア関連においてはFX事業が堅調であり、モバイル関連コンテンツも好調に推移しているとの観測も出ている。
[テクニカル]
一目均衡表日足において、株価は先行スパン上限での抵抗を見せている。引き続き、先行スパン上限水準を下回らずに下値の抵抗帯として推移できるかに注目したい。
6789 ローランドディー.ジー.
[トピック]
4月22日、同社は2010年3月期業績予想の上方修正を行った。地域別において北米、豪州などが予想以上の好調を見せたようである。景気の回復を受けた顧客のプリンタ稼動率上昇も反映されていると言う。また、今3月より発売のメタリック色の表現が可能な業務用インクジェット・プリンタ「VersaCAMM VS-640」(価格268万円)は、初年度販売台数目標がグローバルで2000台であるのに対し、これを上回るペースでスタートを切ったという。
[テクニカル]
日足チャートにおいて、株価は5日移動平均線を上抜き25日移動平均線を試す位置に来ている。上昇売る25日移動平均線を上回ることができるかに注目。また、5日移動平均線が25日移動平均線を上回り、ゴールデンクロスを形成できるかにも注目したい。
3738 ティーガイア
[トピック]
今後KDDIが携帯・固定を含めた販促活動を活発化させるとの観測がでており、それに伴い、au端末販売台数シェア22%と第1位である同社は恩恵が期待できるとの見方が出ている。また、2011年3月期は経営統合のシナジー効果が見込まれることを期待する声もあがっている。
[テクニカル]
一目均衡表日足において、株価は先行スパン上限を上抜いた。転換線、基準線共に上昇を見せており、これらも先行スパン上限を上回ることが出来るかに注目。
6676 メルコホールディングス
[トピック]
2010年3月期、HDDや無線LANにおける収益改善がみられた。これにより営業利益は過去最高利益を更新。2011年3月期はウィンドウズ7の法人向け需要の伸長、地デジ移行に伴う需要増などが期待されており、PC周辺機器業界に追い風が吹くとの声も聞かれる。
[テクニカル]
4月26日、株価は新高値をつけた。週足チャートにおけるこれまでの推移を見ると、株価は上昇する26週移動平均線に下支えされながら上昇している。更に直近では13週移動平均線をも下値とした動きも見せており、この13週移動平均線を大きく下回らずに推移を続けられるかに注意したい。
6594 日本電産
[トピック]
HDD業界は価格の下落に伴い、ピークアウトを懸念する声があがっていたが、米国大手2社の1~3月期決算において、高水準の収益性が維持されたことで、懸念は払拭されたとの見方がある。HDD業界への懸念が後退する中で同社の高い収益性、社債事業の成長に対して期待感が高まっている。
[テクニカル]
一目均衡表日足において、株価は転換線を上回り、基準線を試す位置にある。基準線を下値と出来るかに注目。また、転換線が基準線を上回ることが出来るかにも注目したい。
5802 住友電工
2011年3月期の連結営業利益は900億円前後と、10年3月期の約2倍予想。自動車の回復が当社の主力である、ワイヤハーネス等が伸びまた構造改善によるコスト削減も寄与して利益率が改善した模様。
7203 トヨタ自動車
2010年3月期は、連結営業損益が黒字に、黒字額は500億円前後に達する可能性があると思われる。連結販売台数は5%減の720万台程度と予想され、日本国内では環境対応車が堅調だった。また、リコール関連の収益マイナス要因としては追加の大幅な負担増は避けられたようだ。
6770 アルプス電気
2010年3月期の最終損益が1億円の黒字と発表。デジタル家電が堅調に推移しているため電子部品事業が好調の模様。北米市場向けの自動車向け製品が好調になり回復の遅かった欧州も順調に出荷が増えているとの事。この所話題のタッチパネル向けの部品も高水準で伸びている。
8129 東邦ホールディングス
2010年3月期の連結売上高が1兆20億円になったと発表した。インフルエンザ治療薬の販売拡大で、1948年の創業から初めて1兆円を超えた。アスカムなどの子会社化に加えて、インフルエンザ薬「タミフル」などのの医家向け販売増が収益を後押しした。
6857 アドバンテスト
2010年1~3月期の連結営業損益は10億円前後の黒字になった模様。原因としてはパソコン需要の拡大で韓国や台湾の半導体メモリーメーカーが設備投資を本格的に再開。メモリー用の検査装置の受注が回復した。大手メモリーメーカーの間で高機能の検査装置に買い替える動きが出ており、DRAM向け装置でシェア8割を握る当社に新型装置への引き合いが増えている
9984 ソフトバンク
2010年3月期の連結営業利益は前の期に比べて3割程度増えて4500億円強。アイフォーンが好調で、今期も増収増益を維持する見通しだ。特徴としてはスマートフォンの料金プランは従来の携帯電話より高めなうえ、データ通信の利用頻度が高いため、大半のユーザーが定額制の上限に達するため収入が上昇する様である。
4021 日産化学工業
2010年3月期の連結純利益が前の期比26%増の127億円になったと発表した。液晶表示用材料や半導体向けの反射防止コーティング剤など電子材料が寄与。農薬事業の固定費を抑制できたこともあり、利益の上積みにつながった模様。
1861 熊谷組
2010年3月期の連結最終損益が25億円の黒字になったと発表。昨年来の資材安の影響で工事原価が下がったほか、不採算工事の受注削減が進んだことで利益率が向上し、業績を押し上げた。
9873 日本ケンタッキー・フライド・チキン
2010年3月期の連結営業利益は55億円程度になった模様。新商品が相次ぎヒットしたためやクリスマス商戦が好調だったほか、繁閑の時間帯に合わせた配置で人員を減らした人員配置の効率化などコストも圧縮した。これらの企業努力が効した模様。
5464 モリ工業
2010年3月期業績予想が、売上高が従来340億円から359億円、営業利益が10億円から17億円、当期利益が6億5000万円から12億円に、それぞれ引き上げられた。主力のステンレス菅などの関連は引き続き厳しいが、自動車用などが比較的好調のようだ。