4月26日
三菱電機(6503) 水戸証券がカバレッジを開始、今期は増収増益と予想
水戸証券は4月26日付けで、三菱電機<6503.T>をレーティング「B+」でカバレッジ開始した。2010年3月期業績は23日に修正された会社計画線と推定され、原価低減や固定費削減額に加え、各国の販売奨励策の効果等を背景に自動車機器の受注も急回復している模様とのこと。2011年3月期については、産業メカトロニクス・電子デバイス・重電システムを業績の牽引役に売上高3兆5300億円、営業利益1620億円と増収増益を予想。中長期的な観点からも競争優位性や太陽光発電、発電・送電システムといった環境・スマートグリッド関連の世界需要の拡大を背景とした順調な業績拡大が期待されるとしている。
新日鉄ソリューションズ(2327) 業績は底打ち、ドイツ証券がカバレッジを開始
ドイツ証券は4月22日付けで、新日鉄ソリューションズ<2327.T>の投資判断を「バイ」、目標株価2700円でカバレッジ開始した。需要の拡大傾向入りに加え、技術者の拡充を着実に進めていることやプロジェクト管理体制・サービス提供業務の強化などといった成長に向けた構造的な事業改善により、同社業績は2010年3月期を底に回復へ向かうだろうとのこと。同証券では、2010年3月期の営業利益は97億円と会社計画並み程度と推測、2011年3月期は111億円、2012年3月期では142億円へ回復するだろうと予想している。
安川電機(6506) レバレッジに欠ける、シティがレーティング格下げ
シティグループ証券が23日付レポートで、レバレッジに欠けると判断し、安川電機<6506.T>に対するレーティングを「買い」→「中立」に格下げ、目標株価を900円→880円に引き下げた。同社が20日に発表した2011年3月期業績計画は営業利益80億円と保守的であることから、営業利益は会社計画を超過達成すると見るも、部品不足の影響やコスト高、円高の影響もあるため、同証券予想営業利益率6.5%達成は課題が多いと指摘。ただし、ロボット事業は今期にも黒字転換が見込めると解説している。
上組(9364) 国際コンテナ戦略港湾の選定結果で事業環境が変化する可能性あり、野村がカバレッジ開始
国土交通省が10年6月、国際コンテナ戦略港湾の選定結果を発表するが、野村證券では事業環境が大きく変化する可能性があるとし、日本最大の港湾運送事業者である上組<9364.T>の目標株価を850円、投資判断を「2」でカバレッジ開始している。足元では国内主要港湾の荷動きに力強さが欠けるが、施設の業績へのフル寄与や移動初年度の初期費用剥落により、2011年3期は前期比で増収増益を予想、港湾発3PL展開を業績牽引役に、中期EPS成長は年率5%を見込んでいる。
下期にかけての鉄鋼価格調整を予想、大和証券CMが三井物産と三菱商事を格下げ
大和証券キャピタル・マーケッツによると、総合商社各社の2009年度通期業績は総じて会社計画を上回る好決算と予想されるが、2010年下期にかけて予想される鉄鉱石、原料炭など鉄鋼原料価格の調整により、同株はネガティブな影響を受ける可能性が高いとのこと。4月23日付けで、総合商社セクターに対する投資判断を「(強気)オーバーウェイト」から「(中立)ニュートラル」に格下げ、一旦利益確定を推奨したいとコメント。三井物産<8031.T>と三菱商事<8058.T>のレーティングを「1(買い)」から「3(中立)」に格下げるが、伊藤忠<8001.T>、丸紅<8002.T>、住友商事<8053.T>、豊田通商<8015.T>のレーティング「3」と双日<2768.T>のレーティング「4」については、来週以降の決算発表内容及び経営戦略を確認後に再考するとしている。
4298 プロトコーポレーション
[トピック]
4月22日引け後、同社は中古車オークション運営国内最大手ユー・エス・エスとの業務提携を発表。中古車の車両品質の評価基準を統一し、品質面において一般消費者に分かりやすく訴求していくことで、中古車購入層を拡大していく狙いであると言う。
[テクニカル]
一目均衡表日足において、株価は転換線水準を抵抗している。転換線を大きく下回らないかに注意したい。また転換線をしっかりと下値の抵抗帯として推移できるかに注目したい。
8060 キヤノンマーケティングJPN
[トピック]
低調な国内設備投資において、2009年末には更新投資並の水準まで落ち込んだことから、底入れしたと見てよいとの観測がある。2010年以降は、事務機投資も徐々に回復していくであろうと言う。順調に回復をみせるデジカメ市場では、国内市場は海外市場ほどの勢いはないものの、大きく落ち込んだ前年同期の反動が見られるとの声もある。デジタル一眼レフカメラの回復は著しく、前年同期比を31%上回る売上であり、交換レンズにおいても同30%強の増となったとのこと。
[テクニカル]
週足チャートにおいて、4月23日、株価は13週移動平均線に下支えされて、26週移動平均線を上回った。26週移動平均線を下値として推移できるかに注目。また、13週移動平均線が26週移動平均線を上抜けるかにも注目したい。
6479 ミネベア
[トピック]
極小ベアリング世界シェア6位の同社は、4月22日引け後、2010年3月期の業績推定を上方修正した。売上高を2,250億円から2,284億円、営業利益を110億円から120億円へと上方修正。自動車、OA機器、PC向けを中心として、収益性の高いミニチュアベアリングの外部販売が想定以上に好調であった様である。
[テクニカル]
一目均衡表日足において、4月23日、株価は転換線を上抜きこれを下値とした動きを見せた。転換線も上昇する気配を見せており、基準線を試す動きを見せていることから、株価、転換線共に基準線を上抜けるかに注目。
5019 出光興産
[トピック]
4月22日に発表された中期経営計画(11.3~13.3 期)によると、コスト削減が予想以上に進む見通しであるという。石油製品の採算が予想を上回るペースで改善するとの見解もあり、同社にとってはポジティブであると評価する声も聞かれる。
[テクニカル]
一目均衡表週足において、株価は先行スパン上限を試す位置にある。これをしっかり問うわ抜き、下値の抵抗帯と出来るかに注目したい。
6502 東芝
[トピック]
NANDフラッシュ、システムLSIなどで黒字めどがついたとする観測が出ている。家庭電器、PC、小型液晶に関しては収支均衡、赤字幅縮小を予想する声も上がっており、社会インフラ事業においても原子力を中心とした増益貴重が継続するとの見方もある。
[テクニカル]
月足チャートにおいて、株価は9ヵ月移動平均線を上回り、9ヵ月移動平均線は24ヶ月移動平均線を上回っている。株価がこのまま9ヵ月移動平均線を下値として推移できるかに注目。
6816 アルパイン
[トピック]
同社は2010年3月期の業績見通しを上方修正した。好収益体質が戻ってきた点を積極的に評価する声が上がっている。好調な決算を牽引したのは米国向けの情報通信機器であるという。ホンダのMDX向けが好調で、カーナビゲーション搭載比率の高い車種の好調な販売が予想以上の売上高につながったとのこと。
[テクニカル]
一目均衡表月足において、株価は転換線に下支えされながら、基準線を上回って推移する形を取っている。転換線も基準線を上抜いており、先ずは先行スパン下限を試せるかに注目したい。下降する基準線には注意。
7267 ホンダ
2010年3月期は、連結営業利益が前の期に比べ約9割増の3600億円前後になった模様で業績回復を示している。しかし、今後日本では9月にエコカー補助金制度が終了と共に販売が減少すると思われる、ただし海外では新興国及び米国の販売数が回復されると思われる。
5801 古河電気
4月22日の発表によると、2010年3月期の最終損益が85億円の黒字で従来予想は40億円だった。アルミや自動車関連部品が伸び連結子会社の業績が持ち直し、今後も半導体装置向け厚板の需要が高まるとみられる。
6479 ミネベア
2010年3月期の連結純利益が前の期の2.7倍の66億円になったようだと発表した。ハードディスク駆動装置向けのボールベアリングの出荷などが想定より伸びたことが要因と思われ売上高が予想を上回った。
6988 日東電工
2010年3月期の連結営業利益は前の期の4倍の550億円前後となる模様。液晶パネル用の偏光フィルムの販売が拡大した。今後も液晶関連製品の需要に勢いがあり、スマートフォン市場が本格化されればタッチパネル用の粘着シートも伸びる見通しだ。
4973 日本高純度化学
単独経常利益は前期推定比13%増の15億円強となる模様。携帯電話等に使われる電子部品の需要が回復しており、同社が扱う電子部品を金メッキしやすくする薬品で世界シェア首位と言われる商品の出荷も伸びる模様。
6814 古野電気
2011年2月期の連結最終損益は7億円の黒字(前期は32億1000万円の赤字)に転換する見通し。世界的な景気回復を背景に海外市場で回復の兆しがみられるプレジャーボートの在庫整理が進めば利益の増額につながると思われる。
4751 サイバーエージェント
2009年10月~10年3月期の連結営業利益は、前年同期の2.4倍となる45億円強になったようだ。告出稿が想定よりも回復。会員数が増えているブログ事業から得る利用料収入も増加した。特に仮想空間「アメーバピグ」の会員数が増大し、仮想空間での分身に着せる服や装飾品などの販売が拡大した。
4776 サイボウズ
22日に情報共有ソフトの販売で、ソフトバンクモバイルと業務提携すると発表したソフトの内容は、当社がネット販売してる管理ソフトをアップル社の「iPhone」の画面でも見やすく表示できるものとのこと。両社が今後これらの利用方法を顧客にどの様にアピールできるかが面白い。
2801 キッコーマン
2010年3月期の連結経常利益は前の期比3%減の従来予想から一転、3%増の185億円前後となった模様。欧米でのしょうゆや日本食卸事業は業務用を中心に販売の回復基調が鮮明になっているといわれ、また為替相場も円安水準で推移し、追い風となった。引き続き欧米市場での成長が見込まれ増益基調を維持できることに期待したい。
7984 コクヨ
2010年1~3月期の連結決算を発表。営業利益が46億円と前年同期に比べ91%増えて通期業績を上方修正するとの期待も強まっている。このところの企業業績の回復傾向を受け、法人向けの文具や家具販売が持ち直した。