2010年4月23日
光波(6876)
出来高を伴っての高値更新は動兆急。一部仕手筋が介入している気配が感じられるだけに、新興市場株人気再燃を背景に新値追い相場が続く公算大。自販機関連は苦戦だが、アミューズメント向けデバイスの復調が想定以上だったことから営業益が浮上。今11 年3 月期は大幅増益の見込みのほか、10 年度末までに青色LED用酸化ガリウム基板を商品化する予定など材料的裏付けもある。また、年15 円配当を維持している点は見直されてよい。PBRも1.15 倍で時価の出遅れが目立つ。当面、昨年10 月高値の1960 円奪回に向け本格奔騰相場展開か。絶好の仕掛け場。
GSユアサ(6674)
昨年全般の相場を牽引した殊勲株。今年は、一連の材料仕手株が取り組みをつくりながら人気を博しているが、調整十分の同社株も早晩、出番到来とみてよさそうだ。実際、昨年の仕掛け人的証券会社が注目してきており、底値鍛錬十分のここは絶好の仕込み場といえる。電気自動車向けリチウムイオン電池の生産計画の上方修正は、今後の業績向上の大きな後押し材料になるだろうから、電気自動車時代到来で本命的銘柄として、再び大相場を展開しよう。
サムコ(6387)
昨年12 月高値の2485 円抜けから一段高を目指す公算大。同社は、電子部品製造装置メーカー。今10 年1 月中間期は前年同期比58.7%の経常減益だが、今期に入り研究開発機の受注が堅調なほか、台湾のオプトエレクトロニクス分野向けの受注回復などから、中間期の受注高は前年同期比59.8%増と好調で、今10 年7 月通期予想は増額修正の公算が大きい。なお、昨年5 月にはLED関連の新装置の開発に成功しており、今後の業績寄与への期待大。新興市場のダークホース。
LTTバイオファーマ(4566)
事情通に加えて、有力筋の介入で戻り高値更新の動きで、騰勢に迫力がつき、奔騰に加速がつく公算が濃厚になってきた。当レポートでは一貫して大材料内包として指摘してきたが、関係筋では2 月高値の4 万6800 円抜けから10 万円相場に王手をかけるのは早かろうと強気。恐らく、材料が表面化すれば大幅高必至。水準を切り上げるにつれて有力筋の買いは一段と顕著になろうから仕手人気も加わり、火柱高の様相を呈する可能性も十分とみてよかろう。絶好の仕掛け場。
TAC(4319)
3 月高値386 円抜けから400 円台替わりは秒読み。PER17 倍台、PBR1.6 倍は割安感が残るほか、大手アナリスト筋でも出遅れとして食指を示してきており、ダークホース的存在として注目してよかろう。同社は、主に公認会計士や税理士などの資格取得を目指す学校を首都圏中心に全国展開している。雇用環境に回復の兆しが見られない中、転職や再就職に有利な資格の取得や、キャリアアップに励む社会人が多いほか、将来の生活安定のため公務員志望者向けの講座や簿記講座などを受講する学生も増加して増収が続いている。昨年、早稲田大学経営出版から司法試験、司法書士など法律系講座の資格取得支援事業や出版事業を譲り受け、事業分野を拡大した。
カッパ・クリエイト(7421)
4 月12 日に1968 円の戻り高値をつけたあと一息入れているが、この押し目は格好の仕込み場。PER14 倍台、PBR1.6 倍は割安が目立つだけに、1 月初めの年初来高値2088 円抜けから一段高を目指す公算大。外食産業は消費者の外食を控える傾向が依然として強い中、回転寿司業界でもやや飽和状態となり、大手チェーンに集約する動きが顕著になっているが、同社は、都市中心部の出店から手薄な九州や四国・中国地域にも出店を継続して局面の打開を図っている。また、一部の店舗で実施した「一皿90 円」キャンペーンを拡大させて外食離れを阻止し、増収増益を継続させると前向き。なお、今期も増配へ。
ジェイテクト(6473) メリルリンチ証券が営業利益の修正幅は想定以上と評価
ジェイテクト<6473.T>が大幅安。22日に発表された2010年3月期業績予想の修正で、当期利益が110億円の赤字から200億円の赤字に下方修正されたことが嫌気されているよう。メリルリンチ証券によると、新営業利益4億円は同証券予想25億円の赤字を大幅に上振れるポジティブな印象とのこと。また、当期利益の修正も欧米子会社のリストラ費用と製品保証引当金の計上が要因であり、2011年3月期には欧米子会社のリストラ効果が期待できると解説。2010年3月期予想を会社予想並みまで修正し、投資判断「買い」と目標株価1400円は継続としている。
東芝(6502) 上方修正~ゴールドマンサックスが2010年度計画に注目
東芝<6502.T>は、22日引け後に2009年度業績の上方修正を発表。営業利益が1000億円→1170億円に引き上げられた。PCの赤字縮小、家電の損益が計画比改善したことが要因。ゴールドマンサックス証券では上方修正を受けて、業績予想を修正し目標株価を400円→410円に引き上げた。今後の焦点は2010年度計画だとし、会社は中期経営計画の中間目標値を再提示すると想定するが、同計画が液晶や家電などの黒字化を前提とすると見られ、計画達成は容易ではないと述べている。また、NANDの期待値の下振れ余地が大きいことを考慮し、投資判断「売り」を継続としている。
東芝(6502) 様々な不安要素の解消で、野村證券が総合電機のトップと評価
東芝<6502.T>が4日続伸。野村證券は4月22日付けで、東芝<6502.T>のレーティング「1」を継続とした上で、目標株価を620円から700円に引き上げた。同證券によると、NANDフラッシュの微細化が順調に進み始めた模様で、課題事業であったシステムLSIの黒字化に目処がついたと考えられること、家庭電器やPC等での大幅な赤字縮小が予想されるなど、同社の様々な不安要素は解消されたとのこと。今後は再び中長期成長力に注目されるとし、総合電機のトップとして評価したいとしている。
アルパイン(6816) 特別買い気配、三菱UFJ証券がレーティング格上げ
アルパイン<6816.T>が特別買い気配。三菱UFJ証券が4月23日付けで、アルパイン<6816.T>のレーティングを「2」から「1」に格上げ、目標株価を1400円から1470円に変更しており、野村證券でも目標株価を引き上げているようだ。三菱UFJ証券では、22日に発表された2010年3月期業績予想の上方修正及び電話取材を踏まえ、業績予想を大幅に修正したとのこと。2010年3月期は売上高1685億円、営業利益20億円と会社予想線まで引き上げ、現状の株価水準は主要OEM先及び国内市販の好調を織り込んでいないと判断している。
東芝(6502) クレディ、通期業績予想の上方修正はややポジティブと解説
22日引け後、東芝<6502.T>は2010年3月期通期業績予想の上方修正を発表した。新営業利益はコンセンサスを若干上回る水準となり、クレディスイス証券ではNANDの収益率改善と2010年度の赤字縮小期待が高まるややポジティブな印象であると解説。同社への投資判断「アウトパフォーム」と目標株価620円は継続としている。なお、5月7日発表予定の決算では、NANDの収益率改善や不採算事業の追加対策、市場環境底打ちの確認などに注目されるとのこと。2011年3月期業績ガイタンスの営業利益はコンセンサス並みの2300億円~2500億円になると推測している。
6749 マスプロ電工
続伸の展開、4月22日に10年3月期の決算予想を営業利益で11億円から17億1000万円に上方修正、地上デジタル放送への対応が進む中、 同社の手がけるアンテナなど周辺機器への需要の高まりが目に見える形なってきている。市場では地上デジタル放送の関連市場の本格化は今後との 見方がでており、同社の業績拡大は継続するとの見方が出ている。
ディー・エヌ・エー(2432) バリュエーションに上昇余地、ドイツ証券がカバレッジを開始
ドイツ証券は4月22日付けで、ディー・エヌ・エー<3432.T>を投資判断「バイ」と目標株価950000円でカバレッジ開始した。モバゲータウンのソーシャルゲームをけん引役とした業績の急拡大から、2011年3月期業績予想は市場コンセンサスを上回る可能性が高いと分析。一方、特定タイトルへの高い依存度や業績予想の不確実性の高さを考慮し、四半期ベースの業績拡大は保守的な前提を置くとのこと。営業利益で2010年3月期は前期比26%増の200億円、2011年3月期は120%増の440億円、2012年3月期は同8%増の474億円を予想するとしている。
エイチ・アイ・エス(9603) 野村證券が下期の大幅回復を予想
4月22日付けの日経朝刊によると、エイチ・アイ・エス<9603.T>におけるゴールデンウィークの海外旅行予約者数は前年同期比6%増と好調であり、2010年3月の成田空港発着枠拡大及び新規就航路線効果で、遠方への海外旅行者が軒並み拡大していると報道。野村證券では、成田空港の発着枠拡大効果と新型インフルエンザの影響からのリバウンド効果、個人消費回復を背景に、短期的な利益成長可能性は高まったとコメント。2010年10月期の営業利益は前期比30%増益と予想、レーティングは「1」を継続としている。なお、同社の昨日終値は前日比2円安の93円。関連銘柄であるANA<9202.T>やスカイマーク<9204.T>、近畿日本ツーリスト<9726.T>も共に大きな株価変動は見られていない。
協和発酵キリン(4151) 三菱UFJが抗体治験薬の新工場を見学、好印象と報告
三菱UFJ証券は4月22日付けで、協和発酵キリン<4151.T>の目標株価を920円から980円に引き上げ、レーティングは「3」を継続とした。3月に高崎工場内に竣工、7月から稼動開始を予定している抗体治験薬生産棟の見学会は、抗体ビジネスへの期待度を向上させる内容であったとのこと。薬価改定の影響が想定範囲内であることや景気回復により化学事業の収益が想定以上に回復していることなどを考慮し、中期的な業績予想を引き上げ、2010年12月期は売上高4025億円、営業利益398億円と会社予想は上回ると予想している。
オークマ(6103) 株価上昇~東海東京調査センターがレーティング格上げ
2009年12月以降の工業会受注の急増を背景に、オークマ<6103.T>の直近の株価が大きく上昇している。東海東京調査センターでは、2010年3月期推計も2011年3月期計画も市場コンセンサスを上回りそうであり、短期的には株価のアップサイドリスクとしている。ただ、2011年3月期は営業損失が予想され、2012年3月期予想EPS:9.1円から判断すると、現在の株価水準で積極的な投資対象にはなりにくいとコメント。同調査センターでは同社のレーティングを「4:やや弱気」から「3:中立」に格上げすると伝えている。
4315 日清医療食品
2010年3月期の連結経常利益が前の期比7割増の148億円になり、従来予想を27億円上回ったと発表された。この所の株式相場の回復で企業年金の計算上の費用が減ったり食材などの一括購入を進めた努力により、原材料費を抑えたことも利益を押し上げた。
4911 資生堂
2010年3月期連結営業利益は、前の期比6%減の470億円前後で、前の期予想を約30億円下回った模様。国内の販売で特に中価格帯化粧品の苦戦が響いた、海外ではアジアが堅調に伸びたが、為替の円高が重荷となった。売上高は従来予想を約80億円下回る7%減の6420億円前後だった模様。
6146 ディスコ
2010年3月期の単独最終損益が16億円の黒字になったと発表。パソコン需要の拡大で半導体市況が好転。韓国や台湾などの半導体チップの受託加工会社が設備投資を活発化しており、主力製品であるチップ切断装置の需要が想定を上回った。
5196 鬼怒川ゴム
10年3月期は主要顧客である自動車メーカーの生産増加に伴い、ゴム部品などの売上高が増加した。購買や生産方式の改善によるコスト削減も寄与した。2010年3月期の連結純利益が前の期比4倍の29億円になったと発表。従来予想を5億円上回るため今後も楽しみと思われる。
7752 リコー
2010年3月期の連結純利益を上方修正し、前の期の3.8倍の250億円になったと発表。今年に入って国内で高収益のサービス事業の販売も回復基調で、売上高総利益は想定よりも100億円増加した模様。
4203 住友ベークライト
2010年3月期の連結最終損益が33億円の黒字になったと発表。小型・低価格パソコン「ネットブック」や高機能携帯電話「スマートフォン」などの需要好調で半導体・情報通信関連製品が伸びたほか、自動車関連も持ち直したと思われる。
6501 日立
海外のHDD事業の業績改善が好感され、鉄道や電力などの社会インフラに力を入れており、市場では日立の事業全般について回復の期待が高まっているという。
5019 出光興産
2010年3月期の連結経常利益が前期比66%減の300億円と発表した。石油化学製品の利幅が想定を上回った模様。石油製品価格の低下で、売上高は18%減の3兆1200億円となり、計画を600億円下回ったようだ。
6315 TOWA
成長期待の大きい発光ダイオード(LED)向けの封止装置の販売増や半導体市況の回復に伴う半導体製造装置の受注増などを見込むと思われる。業績の改善期待がより鮮明になれば株価は一段高の公算が大きくなると思われる。
6502 東芝
各半導体関連株が高く、エルピーダの業績回復報道、アップルの決算好調などが手がかり。設備投資回復の恩恵を長期的に享受する可能性を評価し、この中で、東芝をもっとも選好している。
4775 総合メディカル
[トピック]
4月21日に発表された2010年3月期決算において、売上高は前期比7%増となる704億円、営業利益は同32%増となる32.7億円となったという。開業支援件数の減少からコンサルティング収入が減少し、医療機関の買い控えによるリース・割賦関連が低調であったものの、調剤薬局からの増収やレンタル事業での原価抑制が功を奏したとのこと。
[テクニカル]
月足チャートにおいて、株価は9ヵ月移動平均線を上抜き、24ヵ月移動平均線を試す位置にある。まずは9カ月移動平均線を下値の抵抗帯としながら24ヶ月移動平均線を上回ることが出来るかに注目。
9202 全日本空輸
[トピック]
4月20日時点でのゴールデンウィーク期間中(4月28日~5月5日)の予約数は、国内線が前年同期比115.9%、国際線が同107.2%であったという。国内線においては全方面で前年同期を上回る予約数となっており、沖縄、北海道、九州路線は好調のようだ。国際線に関しては、中国路線が好調であるとのことで、アジア路線、その他リゾート路線も好調であるという。
[テクニカル]
一目均衡表週足において、株価は先行スパン下限を上抜いた。上昇を見せる転換線を下値の抵抗帯としながら、先行スパン上限を目指せるかに注目したい。
4186 東京応化工業
[トピック]
半導体の微細化はレジストの活用が鍵を握ることから、レジスト市場の拡大に期待する声がある。更に、最先端のArF液浸で同社製品採用が拡がっていることでシェアが回復傾向にあるという。装置事業改善と不採算事業整理が収益押し上げるとの見方もあることから、同社への期待感の高まりが見られる。
[テクニカル]
一目均衡表週足において、株価は先行スパン上限を試す位置にある。先行スパン上限を上回り、これを下値の抵抗帯と出来るかに注目。下降する基準線には注意。
6967 新光電気工業
[トピック]
主力であるFCパッケージの供給能力がいっぱいになり売上の伸びが止まる傾向にあるという。これに伴い、営業利益率の水準が過去に比べて低位となっているものの、今後数四半期においては、四半期毎に緩やかに収益性の改善が見られるだろうとの見解もある。
[テクニカル]
株価は5日移動平均線付近を推移している。上昇する25日移動平均線に下支えされる形で、株価が5日移動平均線を上回りながら推移できるかに注目。
7421 カッパクリエイト
[トピック]
平日の全皿が税込90円になる期間限定イベント「ウィークデー86」などが功を奏し、寿司部門の既存店売上は堅調に推移するであろうとの観測が出ている。更に、コンビニエンスストアの子会社業績も低価格弁当の導入などの施策が効果をあげてきており改善基調にあるという。
[テクニカル]
一目均衡表日足において、株価は先行スパン上限付近を推移している。転換線を試す位置にもあることから、転換線を上抜けるかに注目したい。
8016 オンワード
[トピック]
2010年2月期は値下げロス削減や経費削減で、国内における収益改善が進んだという。人員削減に取り組んでいる海外事業販売も復調してきていることから、前述の国内収益改善と海外赤字幅縮小により業績回復へ期待を寄せる声もある。
[テクニカル]
株価は25日移動平均線に抵抗する位置にある。25日移動平均線を大きく下回ることなく、5日移動平均線を上回ることが出来るかに注目。