[北浜 流一郎先生の株式コラム 2月25日号] | ブー子のブログ

ブー子のブログ

損したらどうしよう、と思ったら、やめればいい。
それはやりたくないことだから。

損してもいい、と思ったら、やればいい。
それはやりたいことだから。

円高、恐れるべからず。買いの準備に入る時。

 株式市場に気がかり材料は付き物。それが2つ3つあったところで驚くことはないものの、いつまでもそれらが居座り続けるとさすがに市場は重苦しい雰囲気になります。その結果日経平均株価は不安定な動きになってしまっていますが、気になるのは縮小が続く出来高です。
 東証1部の出来高は20億株は欲しいところですが、実際は16億株台から18億株程度です。16日には14億株台に急減したこともあったほど。いまはそれから少し回復しつつあるものの、この原稿を書いている25日も18億株に届くのがやっとでした。
 機関投資家はもちろん、個人投資家も買いを手控えているためで、いまは数値が増えて来るのを待つ状況にあります。

 ではどうなれば出来高は増えるのか。もっとも好ましいのは、為替の円安転換です。ところがこれが難しい状況にあります。米国が公定歩合を引き上げたものの、政策金利は当面現状維持を表明しているからです。
 東京市場の最大の「敵」は円高。これが修正されない限り、日経平均株価は順調に回復してくれません。この点が改められるには、米国景気の回復。これが不可欠になります。それによりFRBは金融緩和策をゆるめる可能性が出てくることになり、いまはそれを待たねばならない状況です。実際に金融緩和策を解除する必要はありません。経済指標が好転すれば、それが景気の回復と金融緩和の解除を予見させる。こうなるため、いまは経済指標の好転待ちといえます。
 それは期待を持ってよいことであり、投資作戦としては円高で売られた銘柄へのシフトが有利といえます。円高だから買えない、ではなく、円高だから買える。こんな観点からの投資が大事であり、以下のような銘柄がその対象として魅力的です。

 まずはソニー(6758 東1 100株)です。円高でもさほど下げませんが、それでも目先は2月22日の高値3220円が、3045円です。3000円割れも考えられますが、その前後でシフトして回復を待ちたいところです。

 京都銘柄が関心を集めている時なので、村田製作所株(6981 大1 100株)も魅力的です。大和投信が京都ファンドを売り出したことで、村田製作所だけでなく、京セラ、ローム、オムロン、日本電産株などが高値をキープしています。
 それらの中にあって村田製作所株は人気株の一つ。株価も目先軽い押しを入れたところであり、シフトしやすい状況にあります。

 連騰を続けた不二家株(2211 東1 1000株)も25日は反落しました。目先高くなり過ぎとの判断からになるでしょうが、200円を割り込んだところは押し目買い有利と見ています。収益好転であり、中期的視点からはまだ天井まではかなり距離があると見て良いでしょう。