
新年明けましておめでとうございます。もう1月も7日であり、東京市場はすでに3連騰したりしていますが、本番は連休明けの12日からと考えています。
ここまでの数日は始動ぶりを見る段階であり、いまのところは好スタートを切った。こういえる状況にあり、正直なところホッとしています。
今年の東京市場はどうなるのか。年初は当然この点について考えるわけですが、私が今年の相場展開を想定し、そこから収益を上げて行くために設定したキーワード=標語は、
自転車から自動車へ
です。突然なんのことかということになるかもしれないですね。説明しましょう。なぜ自転車か。09年はエコが重要なキーワードであり、シンボル的な意味を持つツールとして風力発電や自転車などが人気を集めました。特に自転車は身近であり、衆院選挙で勝利した民主党候補者たちが自転車で駆け回っていたのも印象的でした。
そんな役割を果たした自転車が、年が替わったからといってその価値を減じることはありません。しかし株式市場は浮気であり、常に新たなものを求めます。ところがいまは新たなツールが生れる時代ではなくなっています。このような場合、古いものの中に新しさを探し出すことになるため、今年はその対象として自動車が見直される。こんな観点から、
自転車から自動車へ
なのです。自動車といえばすぐに「エコカー」となりますが、プリウスやインサイトなどのエコカーに限らず、自動車全般と考えています。
昨年世界各国は、自動車の販売を支援しました。その効果は今年は失速すると見られています。それが景気の二番底論ともなっているのですが、一度上向きはじめた自動車需要が、再び昨年のような販売減に見舞われることはまず考えられません。
いまさら改めて書くまでもなく、中国をはじめとする新興経済諸国での自動車需要はすでに爆発的な伸びを見せはじめていますし、今年はそれに米国の回復が加わります。
その恩恵を受けるのは、当然自動車世界首位のトヨタ、ホンダ、日産などの大手メーカーとそれとの関連性が高い、素材、部品メーカーになります。これらに関する銘柄は今年かなり期待が持てます。
それを加速させるのが為替市場での円安になります。円は09年は上昇基調で推移しました。しかし今年は一気ではないにしても、ゆるやかな下落が見込めます。
低空飛行を続けた米国経済が離陸を開始しつつあるのを考えると、長期金利とともに為替も次第にドル高へと移行するでしょう。FRBも年後半になると金融緩和策の解除を宣言する可能性が高くなります。
このような状況は、円安大歓迎の東京市場には好ましい限りであり、今年は昨年よりも取組みやすい相場になるといえます。それは同時に、資金を増やしやすいことでもあるため、ぜひぜひ改めて資金倍増を目指して欲しいものです。
さて、注目銘柄です。まずは東海理化電機製作所(6995 東1 100株)です。トヨタ系の自動車部品、特にスイッチ、キーロック、シートベルトなどが主力製品であり、その8割がトヨタ自動車向けです。 株価は1月5日に2135円の高値をつけたあと反落、節目の2000円を割り込んでいます。25日移動平均線にタッチしたところでもあるので、浅い押し目と見てよいでしょう。このあたりでの投資なら安全度高いと見ます。
いまのところ株価は横ばい状態を続けていますが、先高が見込める銘柄として住友不動産販売(8870 東1 10株)に注目です。これから4月にかけて不動産仲介業界は多忙になります。進学、就職のための部屋探しが盛んになるからです。
住友不動産はマンションなど個人向け仲介で最大手クラス。収益も今期増収増益と順調に回復中であり、株価が横張っているいまのうちにシフトしておきたい。
最後はややリスクの高い銘柄を。デジタルガレージ(4819 JQ 1株)です。この会社はカカクコムを所有していましたが、手放してしまいました。
売上、利益ともに激減し、株の先行きが危ぶまれていましたが、新たな成長ビジネスを手がけています。
話題のTwitterです。ミニブログと呼ばれるもので、ささやくように、気軽に短い文章を書くことでコミュニケーションするもので、昨年登場して、人気化しましたが、今年は爆発的な普及が見込めます。そんなTwitter(日本語版)を運営しているのがデジタルガレージなのです。株価は上下動がかなり激しいため、急落したようなところを拾う作戦がお勧めです。