埼玉、見沼で原っぱ散歩 | 写真小話

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私が撮影しながら散歩した備忘録的な記録

2023.03.19

桜(ソメイヨシノ)が咲くちょい前くらいに毎年、埼玉県の見沼公園の原っぱで春の雑草の花を撮りに出かけている。

この公園はオオイヌノフグリの群生が特に素晴らしくて毎年通うようになった。

オオイヌノフグリってどこにでも生えているけど大規模な群生となるとなかなかお目にかかれないものです、ホトケノザとかヒメオドリコソウは割と群生しているのにねぇ。

大宮駅到着、大宮駅周辺にて行動中に食べるパンを買おうとウロついたのだけど、大宮って面白い街だねぇ。

実は大宮の近くにしばらく住んでいた事があり、大宮の事は良く知っているつもりでいたけど、全然しらんかったんだなぁと思う。

まぁ当時はいつも車で移動していたし、駅周辺は用事なかったからなんだろうけど。

今度、大宮を散歩に来ても楽しいかもね。

 

行動中に食べるパンを買って、バスに乗り込む。

見沼公園近くの締切橋で下車する。

見沼公園の入り口

今年の桜は異様に早く、3月19日なのにもう咲いちゃっている。

多分今後も早く咲くのが常態化してしまうのだろうね、冬がなくなっちゃうかも、そうすると山の水とか、寒冷期間が必要な生物とか絶滅しちゃってなにやらとんでもない良くない事が起こりそうな気配…

 

そしていつもオオイヌノフグリがてんこ盛り咲いている場所へ向かうと…

あれぇー、全然咲いてねぇ~

ていうか、草が生えてねぇ!

ついにここも終いか…

 

こういう雑草って、気候の変動とかじゃなくて、公園の手入れをするタイミングだったり、手入れする人がどこまで手入れするかとか、そういった事の影響が強いんですよね。

手入れしないと、セイタカアワダチソウとかの茂みになってしまうので手入れが必須なのだけど、オオイヌノフグリが種をつける前に刈り取っちゃうと次の年は少なくなっちゃったりするし、除草剤なんかを散布しても大幅にいなくなっちゃう。

雑草は運任せだから仕方ないけど…

代わりにオオイヌノフグリの近縁種がたくさん生えておりました。

こいつは花が小さいので、どうしょうもない。

僅かに生えたオオイヌノフグリとかヒメオドリコソウでなんとか撮影する。

まぁ、こんな感じ。

さて、ガッカリして帰るのだけど、ちょっと寄り道するか。

去年ここに来た時に桜をみながら東浦和に向かう途中に立ち寄った氷川女體神社で知った、氷川女體神社と大宮の氷川神社の間にある中山神社(中氷川神社)から見ると、氷川女體神社から日が昇る時が冬至で大宮の氷川神社に日が沈む時が夏至で、そうやって暦を計ったってヤツ。

実際は中山神社からだと、どっちの神社も木とか邪魔で見えないんじゃないの?

という疑問を実際行って確かめてみようと思う。

畑の中をトボトボひたすら歩いて中山神社まで…

なかなか良い散歩道。

 

中山神社、氷川女體神社、大宮の氷川神社と比べると小さな神社です。

で、両神社がそこから見えるかと言えば、全く見えません…

じゃあ、やっぱり眉唾モンかと言えば、そうとも言えないかな?

昔はこのあたりは田圃ばっかりだったと思うので今より障害物が少ないし、中山神社は低いながらもちょっとした高台になっており、もしかしたら昔は見えた可能性があるんじゃないかな?

まぁそのほうがロマンあるしね。

 

中山神社からは、バスに乗って、さいたま新都心駅へ、しかしこの駅名、業務核都市になっていたとしても、新都心とか言わない方が良いんじゃね?とちょっと思う、でも意気込みは理解したい。

なにもかも新しい感じの駅に空っ風が吹き渡る。

おしまい