雨の軍港と江戸の街 | 写真小話

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私が撮影しながら散歩した備忘録的な記録

2022.01.23

広島に仕事に来て、1日空いたので滞在地から割と近い竹原へ散歩しにやってきた。

あいにくの雨だよ、ちくしょう。

竹原には江戸時代の北前船で栄えた街並みが今でも保存されているという事なので、ちょっと行ってみようか。

駅前の古い感じの喫茶店でモーニングをいただき、歩き出す。

昭和感ある商店街が残っているが、残念なことに営業はしていないようだ。

駅から東に少し歩いたところに町並み保存地区がある。

想像していたより、しっかり保存されていてびっくり。

〇×の小京都って全国にあるけど、トホホな所も結構あるから…

ここの目玉は町並みの中心にある西方寺からの眺めなのだそう。

おおう、確かに良い眺めで味わい深い。

瀬戸内で産した塩を北前船に載せて下関を通り日本海をぐるりと商売して回り、裕福になった人たちの住居がこの街並みなのだそう。

ここへ来る前に、道の駅のスタッフさんから、このお寺は映画「時をかける少女」のロケ地であると教えていただいた。

その映画は見たことないけど、当時宣伝していたのは知っていたので「原〇知世のですか?」と聞き返した所、「そうそう!」と何とも言えない時代の共有感…。

知らないふりすれば良かったな。

ここは、この歴史的建造物に普通に住んで観光客相手ではない生活をしている世帯も結構多いようだ。

生活感も良い感じです。

ニャンコも多いらしいけど、本日は雨なので全然みかけなかったなぁ。

 

竹原はひとますこんな感じで、呉にでも行くか?

呉駅ちかくのお好み焼き屋で久しぶりにお好み焼きを食したら、量が多くて胃もたれぎみ、うえっぷ。

さすが、造船の街、造船用のクレーンがでかいでかい。

建造中の船の一部、この時点で学校の校舎とかより大きい感じ。

う~ん、勇ましい眺め。

なんだか、ロケットとか宇宙戦艦ヤマトとか作ってそうな逞しい感じ。

そういえば、呉駅のホームメロディーが宇宙戦艦ヤマトだったな。

戦艦大和の母港だからかな?

 

「アレイからすこじま」という山下公園を小さくしたような海辺の公園に着くと、自衛隊の潜水艦やら船やらが間近に見られました。

壮観な眺め、   こういった船等が火を噴く事態は防がないといけないけれど。

軍艦って雨が似合うね。

 

なんか、こう…仕事のついでじゃなくて普通に遊びで来たいよ!

おしまい