2025.12.06
先週も行ったビエンナーレの2回目、今回は馬喰町にあるエトワール海渡内の有料展示を見る予定。
だったのですが、すっかり忘れたのだけど、今年こそは葛飾区の水元公園のメタセコイヤの紅葉を見ようと思っていたことを忽然と思い出す。
う~んどっちにしようか…
メタセコイヤの紅葉ももう終わりなので、来週じゃもう落葉している可能性が高いし、ビエンナーレももう終幕間近なので、来週は終わっているし…
しょうがないので、サクッとメタセコイヤを見てから、ビエンナーレもサクサク見て、今年は終わりにしよう。
私鉄を乗り継いで最終的にはJR常磐線に乗り入れて金町駅へ
電車を降りてすぐに…
おおう、駅のホームにいい感じの駅蕎麦がー!
もう絶滅寸前の光景がありました。
つい嬉しくて、まだ腹が減ってないけど天玉蕎麦食べちゃいました。
味も昔ながらの駅蕎麦の味で大満足でした。
いやぁ、なになに葛飾区!馴染むじゃねぇか!
金町駅から歩いて行きたかったけど、時間がないから、バスで水元公園に向かいます。
う~ん曇天だなぁ、ドピーカンの晴天が良かったんだけどなぁ。
日頃の行いの結果なのか?
バスで10分ほどで水元公園に到着。
おっメタセコイヤ紅葉してるじゃん。
おおう、良い感じ。
曇天なのが残念ですが良い感じです。
サクッと水辺へ行って、紅葉見て次に行こう。
基本曇天だけど、青空がちょろっと覗く瞬間があります。
紅葉も終わる寸前です。
一瞬日が差す瞬間に大急ぎで撮影する。
よくみんなが撮る構図
日が差す瞬間をウジウジ待っていたら、思ったより時間が経っちゃった。
そそくさと退散して、バスに乗り、再度金町駅へ
今度は京成線で東日本橋を目指す。
京成線の金町駅はいかにも下町の駅っぽくて、妙に馴染ます。
いいね、この界隈、気に入りました。
でもこの辺りって、もうすぐ隣が千葉の松戸市なのですね。
松戸市ってすごい遠いイメージなんだよなぁ、実際はさして遠くもないのだけど、神奈川県人からしたらあまり馴染のない地域だからなのかなぁ。
柴又も立ち寄りたかったけど、今日はビエンナーレがあるからしょうがねぇ。
高砂駅で京急直通の京成線に乗り換えて、東日本橋で下車。
問屋街をあるいてエトワール海渡へ。
おおう、やってるじゃん。
この建物の3Fを除いて7階から下の全ての階で展示物があります。
ここが、東京ビエンナーレのメイン会場なのね。
そしてまぁまぁ時間をかけて、展示を見て回りましたよ。
三分の二の展示が、私にとって意味の分からないヤツでした。
そんな中から訳が分からないながらも、分からない事が提示しやすいヤツを少しだけご紹介。
これは7階にあった展示で小さな葉っぱやら花やらがビッシリ置いてある展示物。
寄って撮るとこんな感じ、これは「名称の庭」という名前の作品で、この小さな葉っぱとか花は図鑑の切り抜きなんですよね。
こんな感じで切り抜いています。
で、まぁ人間の認識全てに言えることだけど、全ての事象や物に対して、名前を付けて初めて人間は認識できますよね?例えば病気でも。
花粉症なんて昔はなかったけど、春になると鼻水が出る人はいたハズで、その症状に花粉症って名前をつけると、ああ、そりゃ花粉症だわ、ってなって認識できる。
まぁそんな感じで、その辺に生えている雑草とかも、雑草じゃなくてちゃんと分類されていて、ちゃんと名前だってある。
その人間の認識の元になる図鑑から標本を抜き出して、再度地面に置くことで人工的で認識された野原をつくりあげようとする試み、なのかな?多分。
はい次
このフロアの展示は上のようなオブジェが循環的に動きます。
この首は転がったまんまでしたけど…
他は外れたエアホースに空気を流して、ホースがブンブン暴れていたり、鉄の棒に取り付けたチャリンコのサドルがゆっくり上下していたり…
で、それらは何が言いたいかと言うと、人間の呼吸のような恒常的機構のように循環する何か、脈動みたいな? 動作を通じて相反する事象に相互作用を生み出すらしい…
はい次
こいつは今回の展示の中でも極めつけの横綱クラスです。
サイフが落ちてるじゃん!
以上!!
で説明書きはというと…
意味わかんねぇよ!
わけわかんない事を言えば良いってもんじゃねぇぞ!
と言いたくなる内容、調べる気にもなりません。
落ちてるサイフは芸術じゃないんじゃね。
まぁこんな感じ…
でも楽しめましたよ、なるほどってヤツもあったしね。
面白い事、考えるねぇ、ってのもあった。
みんな芸術の事を考えすぎて思考の袋小路で病んじゃってるのかもね。
まぁまぁ楽しめたので2年後も見させていただきますよ、きっと。
外にでると、すっかり暗くなってました。
東日本橋でコーヒーのんで、京急で帰りました。
おしまい






















