『くまのコールテンくん』と『CORDUROY』
くまのコールテンくん (フリーマンの絵本)/ドン=フリーマン

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Corduroy (Picture Puffins)/Don Freeman

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書評も日本語絵本と原書絵本を両方ひっぱりだして、表現にとことんこだわって書いてみた。
must be と I've always wanted ってこうやって使うんだなぁって思った。
こちらは、書誌。書評の反映は、たぶん明日。
「ねえ、みて、ママ! あたし、ずっとまえから こんな くまが ほしかったの。」
"Oh, Mommy!" she said. "Look! There's the very bear I've always wanted."
「これ、やまかな? ぼく、ずっとまえから やまに のぼってみたいなあって おもってたんだ。」
"Could this be a mountain?" he wondered. "I think I've always wanted to climb a mountain."
「ぼく、ずっとまえから うちで、くらしたいなあって おもってたんだ。」
"This must be home," he said. "I know I've always wanted a home!"
もっとも心を動かされる、must be と I've always wanted は、これだ。
「ともだちって、きっと きみのような ひとのことだね。」
「ぼく、ずっとまえから、ともだちが ほしいなあって、おもってたんだ。」
"You must be a friend," said Corduroy. "I've always wanted a friend."
この言葉をコールテンくんが言ったのは、直前のリサのこの言葉と行動があるからだ。
「あたし、あなたのこと このままでも すきだけど、
でも、ひもが ずりおちてくるのは、きもちわるいでしょ。」
"I like you the way you are," she said,
"but you'll be more comfortable with your shoulder strap fastened."
こう言って、取れたボタンを直すのだ。
ちなみに私はこれは英語表現のほうが好きだ。
日本語訳は確かに日本語的なんだけどね。
今の状態が悪いから直すのが日本語的表現、
こうした方が良くなるから直すのが英語的表現。
今のままでもいいけど、こうしたらもっと良くなるよ。
これをすっと言えて、さっとやれることがまぶしかった。
これをすっと受け入れるコールテンくんも。
『世界で一番のねこ』を思い出した。
世界で一番のねこ/藤野 恵美

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ずっと自分に自信がなくて、
ってつまりは、屈折した自己愛の持ち主ってことなんだけど(笑)、
自己肯定感を持つことがずーっとテーマだった私は、
今でも自分で書いた『世界で一番のねこ』の書評の言葉についてよく考えます。
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がんばっていてもいなくても、あなたはあなたのままに愛される。
がんばるのは愛される条件じゃない。
だけど、愛されるためじゃなくて、
あなたがあなたのために輝いていたらそれが幸せ。
それがあなたのやりたいことなら、
誰かに愛されるためじゃなくあなたのためにやるべきだ・・・
ということなのだ。
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CORDUROY
YL 2.0
620 words
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総多読冊数:397冊
総多読後数:2,793,182語
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