のっけからちょっと違う話題になってしまいますが、凪良ゆうさんの新作、つぶやきによると「夜明けには優しいキスを」のスピンオフだそうです。
確かに行く末は心配だったのですが、まさか、あのDV男・加瀬がメインのお話が読めるとは思っていませんでした。
「夜明けには~」も、最初は読みながら、「か、蟹工船。。。」と、思わずつぶやいてしまったお話でしたが(^^;)
加瀬のお話をどうやって甘くするのかわかりませんが、確かに彼は救済されて欲しいなぁ。
が、発売は来月なので、まずは久我さんの時代ものから。
芸人シリーズだそうですが、私は初めて読みました。
これは…書く方の作家さんも大変だったでしょうね。


頬にしたたる恋の雨(2012年8月25日 ディアプラス文庫)久我有加著 イラスト 志水ゆき
「おまえが可愛いて、いじらしいてたまらん。」
【あらすじ】
寄席を解顧された落語家のもず・こと文彦は、寄席の主・瀬島から万歳への転向を勧められる。
その頃、万歳は落語より格下に見ら れていた。
抵抗を覚えつつも、台頭し始めたばかりの“新しい万歳”を理屈抜きで面白いと感じた文彦は、気の合う相方も得て万歳の道を歩み出す。
同時に、時に厳しく時に優しく己を導いてくれる瀬島に恋情を抱くようになり…?
昭和初期、万歳黎明期の大阪に花開く、興行師×藝人の恋。
昭和の始め。
一流の真打ち、栗梅亭真寿市の弟子、 「栗梅亭もず」こと絹谷文彦は 下積みを経て、落語家として中座に上がりましたが、頑張れば頑張るほど笑いをとることが出来なくなってしまい、ある日とうとう「雅亭」の席亭こと瀬島頼秋からクビを言い渡されてしまいます。
その代わりに言い渡されたのは、声色の藝が売りの藝人・気楽庵団子と組んで、人気が出始めている万歳をやってみないか、というもの。
当時、人気が出始めたばかりの万歳は低く見られていて、落語家が万歳なんて。。と最初は拒否反応を示していたもずでしたが、ちゃんと万歳を見て、その魅力を知った後は、団子と一緒に万歳をやることにしますが。。
読み終わって、一息ついて、思わず「結構なお手前で…」と言いたくなってしまいました(笑)
出だしこそ、時代背景や時代ものならではの言い回し+関西弁に少し慣れませんでしたが、一度慣れてしまえば、後は一気読みでした
なんというか、万歳の成り立ちと併せて、ごく自然にお話が進んでいくので、BLを読んでいるということを忘れそうになりました。
久我さんらしい関西弁が、柔らかくて良いです
もずが暴漢に襲われて、頼秋のもとに身を寄せて…と、もちろんBL的展開もあるんですが、自然に流れる様に進んで行くので、あまり気にならなかったというか…って、BLでそれ言っちゃまずいか(笑)
なんか、こうなるのが当たり前って気がしてしまったんですよね。
いえ、頼秋も、もずを大切に思っているのはダダ漏れで、どちらかと言えば甘い攻に入るとは思います。
席亭として藝人のもずを大事に、頼秋として、恋人のもずを、という感じで。
同時収録の「恋風」で、万歳師として人気が出て、雅亭に出ることになり、「心掟」で、戦後に至るまでが描かれていて、一代記を読んだ様な気分になってしまいました。
おもしろかったです(^_^)
Android携帯からの投稿
確かに行く末は心配だったのですが、まさか、あのDV男・加瀬がメインのお話が読めるとは思っていませんでした。
「夜明けには~」も、最初は読みながら、「か、蟹工船。。。」と、思わずつぶやいてしまったお話でしたが(^^;)
加瀬のお話をどうやって甘くするのかわかりませんが、確かに彼は救済されて欲しいなぁ。
が、発売は来月なので、まずは久我さんの時代ものから。
芸人シリーズだそうですが、私は初めて読みました。
これは…書く方の作家さんも大変だったでしょうね。
頬にしたたる恋の雨(2012年8月25日 ディアプラス文庫)久我有加著 イラスト 志水ゆき
「おまえが可愛いて、いじらしいてたまらん。」
【あらすじ】
寄席を解顧された落語家のもず・こと文彦は、寄席の主・瀬島から万歳への転向を勧められる。
その頃、万歳は落語より格下に見ら れていた。
抵抗を覚えつつも、台頭し始めたばかりの“新しい万歳”を理屈抜きで面白いと感じた文彦は、気の合う相方も得て万歳の道を歩み出す。
同時に、時に厳しく時に優しく己を導いてくれる瀬島に恋情を抱くようになり…?
昭和初期、万歳黎明期の大阪に花開く、興行師×藝人の恋。
昭和の始め。
一流の真打ち、栗梅亭真寿市の弟子、 「栗梅亭もず」こと絹谷文彦は 下積みを経て、落語家として中座に上がりましたが、頑張れば頑張るほど笑いをとることが出来なくなってしまい、ある日とうとう「雅亭」の席亭こと瀬島頼秋からクビを言い渡されてしまいます。
その代わりに言い渡されたのは、声色の藝が売りの藝人・気楽庵団子と組んで、人気が出始めている万歳をやってみないか、というもの。
当時、人気が出始めたばかりの万歳は低く見られていて、落語家が万歳なんて。。と最初は拒否反応を示していたもずでしたが、ちゃんと万歳を見て、その魅力を知った後は、団子と一緒に万歳をやることにしますが。。
読み終わって、一息ついて、思わず「結構なお手前で…」と言いたくなってしまいました(笑)
出だしこそ、時代背景や時代ものならではの言い回し+関西弁に少し慣れませんでしたが、一度慣れてしまえば、後は一気読みでした

なんというか、万歳の成り立ちと併せて、ごく自然にお話が進んでいくので、BLを読んでいるということを忘れそうになりました。
久我さんらしい関西弁が、柔らかくて良いです

もずが暴漢に襲われて、頼秋のもとに身を寄せて…と、もちろんBL的展開もあるんですが、自然に流れる様に進んで行くので、あまり気にならなかったというか…って、BLでそれ言っちゃまずいか(笑)
なんか、こうなるのが当たり前って気がしてしまったんですよね。
いえ、頼秋も、もずを大切に思っているのはダダ漏れで、どちらかと言えば甘い攻に入るとは思います。
席亭として藝人のもずを大事に、頼秋として、恋人のもずを、という感じで。
同時収録の「恋風」で、万歳師として人気が出て、雅亭に出ることになり、「心掟」で、戦後に至るまでが描かれていて、一代記を読んだ様な気分になってしまいました。
おもしろかったです(^_^)
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