原美術館にて束芋ワールドに浸る | あるBookwormのつれづれ生活

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昨日、横須賀で軍艦を見ながらお茶をしていたときに、原美術館の束芋さんの展覧会をきき、

前から行きたかったところなので早速いってみた。


あまりの暑さで品川からタクシーで。


住宅街にありひっそりと・・という雰囲気でしたが中に入った瞬間にびっくり。


人、人、人。


今、朝日新聞の小説の挿絵も書いている方とのことですが、どうやらすごく人気の芸術家さんだったのですね。


作品は毒があり、グロい部分もあり、視点がすごい。


笑いが楽しい・・という笑いではなくこわって感じの笑い。


まさしく束芋ワールドという感じで目で見て音できいてとたっぷり堪能。


公衆便所の作品はジーパンでいった強みで座って鑑賞。


もちろん、私だけではなく周りのひとも座って堪能。


アニメーションの原画とアニメーションがあったのですが、印象に残ったのは暗闇の海と

公衆便所。


公衆便所は本当にシュールな一品。


アニメーションに見入る、見入る。


花びらの作品もたわいもないのですが、それがまた真剣にさせるよさがあって、

へばりついて鑑賞。


終った後には当然のことながらワインを楽しみ、緑を楽しみ、とそして建物も楽しみと。


建物はすごくシンプルで、好みがわかれることだと思いますが、東京庭園美術館のほうが建物を見る

楽しみがあるのは否定できない。


それでも原美術館には昔にたったと思わない新鮮な感じがするCOOLな感じの建物で住みたくなる。


あんな品川のいいところにあの広さなんて永遠に住めそうにないですが・・・。


カフェはお天気のいい日に本当におすすめ。


たまにはこういう感じで現代アートもいってみるのが、色々刺激を受けれていいなというのが

今日の感想。


わからないからといって何でも拒否するのはよくないなあと反省。

矢崎 源九郎, 束芋
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変貌する美術館―現代美術館学〈2〉