中国政府が「一人っ子政策」の緩和を決めた。
「一人っ子政策」とは、中国において増加する人口を抑制するための政策である。1979年に導入されてから、30年以上が経った現在もまだ人口抑制は続いている。
これまでは、夫婦のいずれもが一人っ子でなければ2人目の出産は認められていなかった。しかし今回の決定により、夫婦のうちどちらか一方が一人っ子であれば2人目の出産が認められるように、条件が緩やかになった。労働者人口が減少に転じたことへの対応策だ。
さて、この「一人っ子政策」に違反するとどうなるのか?
罰金が徴収される。金額は一律に決められているわけではなく、地方の裁量による部分が多いらしい。都市や農村などでまちまちだが、平均年収の3~6倍程度とされている。
日本の平均年収は約400万円だが、5倍として2,000万円。郊外のマンションをローンで購入するくらいの金額だ。子供を出産するためにそれだけの支払いができるのは、一定以上の所得がある層に限られるだろう。
このような国でも数年も経てば、少子化に悩む時が来るのだろう。大変である。
