「ありがとう」が言えない韓国。

南スーダンにおいて、自衛隊が韓国部隊へ銃弾を供与した。
韓国政府は「国連に支援を要請し、国連を通じて支援を受けた。それが全てだ」として日本への謝意を避けた。「予備的に借りたもので、銃弾は不足していない」と緊急性も否定している。
これに対して菅官房長官が反論「日本政府には国連、韓国から要請があった。それが全ての事実だ」
韓国政府は当初、「韓国から銃弾提供の要請をした事実を公表しないよう」日本側に依頼していたが、日本政府は拒否。菅官房長官が提供の事実を談話として発表した格好だ。
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南スーダンにおいて、マシャール前副大統領の率いる反乱軍がジョングレイ州を制圧したとの情報が入った。韓国部隊はその反乱軍の支配下におかれたジョングレイ州の州都ボルに駐屯している。目前まで戦線が拡大しており、事態は切迫していた。
韓国部隊は医務兵や工兵を中心とする復興支援部隊である。装甲車などの重装備は保有していないし、弾薬の量も十分に確保していなかった。
これを受けて韓国政府は銃弾等を補充するため、空軍の輸送機を南スーダンに送ることを決定した。しかし、目の前で銃弾が飛び交っているのに2・3日も待っていられるだろうか?
いざというときには現地の住民を守らなければならないのである。銃弾が不足する事態になれば、韓国隊員のみならず、現地の人々の命にもかかわってくる。人道的と政府が言っているのはそういう意味である。
南スーダンに派遣されている自衛隊の井川隊長は、銃弾を届けたあと韓国側から「協力に感謝する。銃弾は日本隊と韓国隊の強い絆の象徴だ」と謝意を伝える電話があったことを発表している。
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今回の日本としての対応は早かった。先月に成立したばかりの日本版NSCが機能したのだろう。特定秘密保護法案の存在があることで、情報の収集もスムーズだったに違いない。
菅官房長官の談話や、井川隊長の発表は、以前の政府では考えられなかった行動である。
日本国として筋を通して動いていることを、内外に示した良い例になったのではないか。
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南スーダンの首都で銃撃戦!
