映画「search サーチ」（原題：Searching）はアニーシュ・チャガンティ監督の2018年製作のアメリカ映画である。
物語がすべてパソコンの画面上の映像で進んでいくという実験的な手法で作られている作品である。
この映像手法については、言葉で説明するよりも予告編を観ていただくのがよいだろう。
▼映画「search サーチ」予告編
ストーリーは、突然に失踪した高校生の娘を父親が、Instagram、Facebook、TwitterなどのSNSを駆使して探し出そうとするサスペンススリラーである。
映画の作品情報および解説等については下記の映画.com 特設サイトとソニー・ピクチャーズの公式サイトを参照されたい。
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今現在のSNS事情だと、この映画の中の追跡手法は実際に十分あり得るものだと思われるし、その具体的な手順の描写にもなかなかのリアリティーがある。
父親の知らない娘のプライバシーがネット上の人格（アカウント）を追跡していくこによって徐々に明らかになっていく。
これにはプライバシーを覗いていく感覚に近いものが感じられた。
今のインターネット社会の現実がこの独特の表現手法とマッチして、実にリアリティーをもって迫ってくる。
ホントにこんな作品をよく作ったもんだ！
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