宮本浩次(歌手)「ROMANCE」(カバーアルバム)/NHK SONGS「宮本浩次」 | 日々是本日

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 エレファントカシマシのボーカルで昨年ソロデビューをした宮本浩次のカバーアルバム「ROMANCE」が11月18日に発売された。

 

ROMANCE(通常盤)(特典なし)

 

 知り合いがさっそく買ったという話をしていたので、公式サイトを覗いてみた。

 

 

 こんなラインナップであった。

 ※曲名以外は個人調べのオリジナル曲情報

■宮本浩二「ROMANCE」
1.  「あなた」(1973年)
  アーティスト:小坂明子 作詞:小坂明子 作曲:小坂明子
2.  「異邦人」(1979年)
  アーティスト:久保田早紀 作詞:久保田早紀 作曲:久保田早紀
3. 「二人でお酒を」(1974年)
  アーティスト:梓みちよ 作詞:山本路夫 作曲:平尾昌晃
4. 「化粧」(1978年)
  アーティスト:中島みゆき 作詞:中島みゆき 作曲:中島みゆき
5. 「ロマンス」(1975年)
  アーティスト:岩崎宏美 作詞:阿久悠 作曲:筒美京平
6. 「赤いスイートピー」(1982年)
  アーティスト:松田聖子 作詞:松本隆 作曲:呉田軽穂
7. 「木綿のハンカチーフ-ROMANCE mix-」(1975年)
  アーティスト:太田裕美 作詞:松本隆 作曲:筒美京平
8. 「喝采」(1972年)
  アーティスト:ちあきなおみ 作詞:吉田旺 作曲:中村泰士
9. 「ジョニィへの伝言」(1973年)
  アーティスト:ペドロ&カプリシャス 作詞:阿久悠 作曲:都倉俊一
10. 「白いパラソル」(1981年)
  アーティスト:松田聖子 作詞:松本隆 作曲:財津和夫
11. 「恋人がサンタクロース」(1980年)
  アーティスト:松任谷由実 作詞:松任谷由実 作曲:松任谷由実
12. 「First Love」(1999年)
  アーティスト:宇多田ヒカル 作詞:宇多田ヒカル 作曲:宇多田ヒカル

 

 YouTube で公開中の「異邦人」のPVと全曲ダイジェストはこちら。

 

▼「異邦人」のPV

 

▼全曲ダイジェスト


 宇多田ヒカルの「First Love」を除くと以外は1973年から1982年の10年間のヒット曲である。

 

 どの曲も昔聴いたことがあり、懐かしい感じがした。

 

 ヒット曲ばかりなのでもちろん曲はいいのだが、宮本さんもなかなかいい。

 

 もうこれは宮本節ですね。♪

 最近、同じことを思った記憶がある。

 

 そういえば、NHKの音楽番組「SONGS」に出演していたのを観ていたのだった。

 

 

 せっかくなので、こちらの番組の内容も紹介しておく。

 宮本さんは、昨年ソロデビューして今年54歳だった。

 案外、年上で驚いた。

 

 昔から歌謡曲が大好きで歌っていた少年だったそうである。

 そして、コロナで自粛中の時間に昔の歌謡曲を聴き直して、一日一曲ずつ自分のギター伴奏で歌ってたという。

 それでアルバムだしちゃったんですね。♪


 小坂明子の「あなた」が大ヒットしたのが小学生で、まずこの曲を弾き語りで披露、次に沢田研二の「時のすぎゆくままに」を歌った。

 宮本さんは「いい歌が歌いたい」、そして「歌の主人公になって号泣する」と話していた。

 なるほどねぇ、だから宮本節になるんだなぁ。

 アルバムの4曲目に収録されている「化粧」は中島ゆみきの詩に惚れ込んだそうである。

 

 後半は自分のヒット曲「P.S.I love you」、「夜明けのうた」、「俺たちの明日」のステージだった。
 
 最期に、アルバムの7曲目に収録されている「木綿のハンカチーフ-ROMANCE mix-」に触れてこの記事を終わりたいと思う。

 

 この7曲目の「木綿のハンカチーフ」にだけタイトルに「ROMANCE mix」と加えられており、この曲にも強い想い入れが感じられる。
 

 そして「木綿のハンカチーフ」は先日MHKスペシャルで追悼放送された作曲家、筒美京平さんの代表作の一つである。

 

 

 この番組では、「木綿のハンカチーフ」を題材として筒美さんの曲作りの上手さが解説されており、宮本さんがインタビューで熱い想いを語っていた。

 

 実に納得である。


 宮本さん熱い!