映画「ボヘミアン・ラプソディ」 | 日々是本日

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bookudakoji の本ブログ

 

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70年代のロックバンド、「QUEEN」のボーカルだったフレディ・マーキュリーの伝記映画である。

 

QUEEN 世代でもないし、特にファンという訳でもなかったが、

こうした多くの人達が「良かった」と言っているようなので観てきた。

 

公式サイトによれば、

 

「伝説のバンド<クイーン> その生き様が世界を変えた 感動の物語」

 

ということである。

 

作品中では主に、QUEENの前身のバンドで活動を始めた1970年から、

ライブエイドに参加する1985年までが描かれている。

 

予告編はこちら。

 

 

---以下、ネタばれあり---

 

映画としては主に、奇抜な作品作りのエピソード、フレディの孤独と苦悩、バンドとしての葛藤がメインに取り上げられている。

 

個人的な感想を一言で表現するとこうなった。

 

 純粋で孤独な心に生まれた研ぎ澄まされた感性が、

 皆を繋ぎ、

 孤独が彼を殺した。

 

映画を観ると、この、皆を繋ぐ音楽の秘密に触れたような気持ちになり、

 

最後のライブエイドの演奏場面で感動が込み上げてきた。

 

ファンではなかったが、観てきた甲斐はあったと思う。

 

「ボヘミアン・ラプソディ」はオペラ的な要素を取り入れた曲のタイトルである。

 

映画の中でも斬新な作風と6分という曲の長さで物議を醸している。

(当時の曲の標準的な長さは3分)

 

この曲のタイトルが映画の作品名であるということは、

この曲をフレディの象徴としているということだろう。

 

 

わかり難い歌詞だ。

 

詩とはしばしばそういうものであるから、ここでは自分に引き付けた主観で解釈しようと思う。

 

「自由に生きるのに、手遅れということはないのだ」

 

そう詩っているのだと。

 

 

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