一〇三歳になってわかったこと 第四章 さまよえる現代人 | 日々是本日

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篠田さんは、夏目漱石、芥川龍之介、太宰治が好きだったそうである。

 

この項のまとめは、

 

「人はどう生きるべきか、永遠のテーマで正解はない。」(p147)

 

となっている。

 

正解を求めがちな現代人として、

文学の中にある共感を見過ごしてはいないだろうか。

 

正解のない人生を迷いながら生きる人間の共感を、

通り過ぎないようにしたいと思う。