この項のタイトルは「誰もやらないときに、やったことが大事」である。
これはビジネスの世界では「最初のペンギンになれ」と言われていることである。
冒頭で紹介こんなエピソードが紹介される。
「こんなもの誰だって書けるよ」と言われて、
「それなら、あなたもおやりになったらどうですか」
と返答したという。なかなか痛快である。
篠田さんは最初のペンギンとして、
アクション・ペインティングのジャクソン・ポロック
を挙げている。
「受け入れられるか、
認められるかよりも
行動したことに意義がある。」(p79)
というまとめであったが、
篠田さんにしてはやんわり書いたのではないかなぁという印象。
最初のペンギンになるためには、
そもそも受け入れられるかどうかを気にして行動しない、
というぐらいの気構えが必要に思う。