今年フレッシュマンになったО君に本を三冊プレゼントした。
三冊目。
スキルアップの観点ではなくて、
「実践的な知とは何か」ということを知っていると良いという趣旨で選んだ本
著者が「統計学が最強の学問である」と言うのは、
「データを集めて最速で最善の答えをだすことができる」からである。
統計学が最強の学問である
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統計学が最強の学問である [ 西内啓 ]
1,728円
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統計学は、「データに基づいて客観的に正しい答えを導き出す学問である」という
印象もあるかもしれない。
もちろん、そうである面もあるのだが、統計学はそれ以上に実践的な学問である。
統計学はまず、何らかの答えを出す以前にデータそのものを
正しく集めることを重視する。
統計学はまた、場合によっては「最善」であることを重視する。
現実場面においては、「真実」はわからなくても、
判断をしなくてはならないことが多々あるからである。
特にビジネスにおいてはこのスピードが非常に重要である。
故に「最速」ということが学問の力になるのである。
【章立て】
第1章 なぜ統計学が最強の学問なのか?
第2章 サンプリングが情報コストを激減させる
第3章 誤差と因果関係が統計学のキモである
第4章 「ランダム化」という最強の武器
第5章 ランダム化できなかったらどうするか?
第6章 統計家たちの仁義なき戦い
終 章 巨人の肩に立つ方法
第2章からは統計の具体的な内容に入っていくので、
わからないところはそのまま飛ばして第6章と終章を先に読むという
読み方もできる。