今年フレッシュマンになったО君に本を三冊プレゼントした。
一冊目。
コンサルティング会社に就職したというので、
「まずは定番を読んでおこう」という趣旨でチョイスしてみた。
世界一やさしい問題解決の授業 [ 渡辺健介 ]
1,296円
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「問題解決の流れ」を以下の4ステップとして、
各ステップに有効な手法(ツール)が具体的に紹介される。
読んでみるとわかるが、ここで紹介されている手法(ツール)を実践するのに
特別なスキルはいらない。
また、部分的には日常生活の中で自然にやっていることである。
手法(ツール)と言うと堅苦しい印象もあるが、
こうした手法(ツール)と言われるものの多くは
日常生活の中で自然にやっていることを効果的かつ効率的に行うために、
やり方や手順を明確化して洗練したものである。
問題解決の基本とそれが身に付く手法(ツール)に絞って、
わかりやすく図解されているのが、とても良い本である。
【問題解決の流れ】
現状の理解
↓
原因の特定
↓
打ち手の決定
↓
実行
【手法(ツール)】
状況把握のための「分解の木」
原因特定のための「はい、いいえの木」
打ち手を検討するための「課題分析シート」
目標設定のための「仮説の木」、「ギャップ分析」
意志決定のための「良い点、悪い点リスト」、「評価軸×評価リスト」