日本の言葉の由来を愛おしむ 一章 しおり「しおり」は「枝折り」、つまり山で道に迷わないように枝をおった目印のこと。 そして著者は二つのことを指摘している。 遠足で配られる小冊子もしおりと言うこと。 本の読んだ所までの目印としてもしおりと言うこと。 遠足の小冊子は現代的ではあるが確かに「しおり」である。 読書はしばしば長い道のりであり、道標という感じは実にしっくりくる。