先日、ある出版社がDBMagicのシステムを導入したと聴いた。思ったのは、10年から20年まえならねーである。
リアルタイム処理が、出版社と倉庫会社の間でどれほど重要か、それはみんながきづいてきているところである。しかし、では、それが可能なDB、言語は??となるとユーザー側ではわからないために、システ会社を信じてしまう。
数年は良いかもしれない。
しかし、他業種ではオンライン・リアルタイム処理が当たり前になって10年以上たつのに、相変わらずバッチ処理で、「多分在庫は大丈夫」と営業マンが行っても大丈夫なのは出版社だけではないだろうか。
それは、委託制度、回収を取次店が行う制度が支えてきた。そのおかげで、正確な在庫を把握しないでもビジネスが可能であったし、資金的にも問題なかった。
これからもそれで大丈夫なのか??私は、NOと思っている。何のためのコンピュータ投資か、取次店への請求書を印刷できるならよいのか? 在庫をリアルに管理しつつ、早い判断を必要としている時期に来ているのではないだろうか。
http://www.kujjima.com/devmemo/devmg00057.php
(2014.11.20)