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今回読んだ本

 

 

 

嘘つきジェンガ (文春文庫) [ 辻村 深月 ]

 
 

嘘つきジェンガ

著者: 辻村深月

 

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■どんな本

詐欺を「する側」と「される側」双方の視点から、人が追い詰められたときに積み重ねてしまう不安定な“嘘”の行方を描いた短編集です。

 

 

 

■読んだきっかけ

大好きな作家さんの本が文庫化したので!

 

 

 

■印象に残ったこと

ジェンガみたいに不安定に積み重なる嘘が、いつ崩れるのかとハラハラしながら読んでしまいます。
「バレないでほしい…でも、バレないと救われない…」そんな気持ちになる物語。

 

 

 

■こんな人におすすめ

・現実味のある心理ドラマが好きな方

・“嘘”や人間関係のスリルに興味がある方

・短編でサクッと読み応えを味わいたい方

 

 

 

■感想

大好きな作家さんの本が文庫化しました!

辻村作品はほぼ単行本でコンプリートしているのですが、なぜかこの本だけは手元にありませんでした。(なぜだ??)

 

感想ですが、「だから詐欺はダメなんだ」のように一言で切り捨てられない温かみを読後に感じられてほっこりしました。

なぜ詐欺をしてしまうのか、なぜ詐欺に引っ掛かってしまうのか、その辺の描写が丁寧で、

「私、この人の気持ちすごく分かるかも」となります。

 

実際詐欺に関わったことは全くないのですが、「もしかしたら関わっていたかもしれない

」と思わせるくらいにはリアル。

 

嘘が積み重なってどうしようもなくなったタイミングで“崩れる”瞬間の描写が巧みで、崩れた後にそれぞれの小さな救いが見えるのもとてもよかったです。

 

特に受験詐欺の話の最後はよかったなぁ。

自分だけでどうにかしなきゃって思っていたところで、子どもの意外な反応。

うん、すごく良かった。

 

 

 

📚日常の中にある嘘や駆け引きのスリルを味わいたい人はこれ読んで!

 

 

 

■おすすめ度(★〜★★★★★)

普通の時は星3★★★:速読なし興味があったら読んでね程度

 ★★★★

 

《あらすじ》(紹介文より)

大学進学で上京したのに、コロナ禍ですべてが狂った。
孤独感が募るなか、割のよいバイトに誘われる(「2020年のロマンス詐欺」)
優秀ですんなり合格した長男に比べ苦戦している次男の中学受験。“特別な事前受験”があると囁かれた母は(「五年目の受験詐欺」)
人気漫画原作者・谷嵜レオのオンラインサロンは、オフ会の創作講座が大好評。しかし、主催している紡は、谷嵜に会ったことすらない(「あの人のサロン詐欺」)
騙す者と騙される者の切実な葛藤と後悔を描く、
スリリングな短篇集。

 

 

 

 

■■この作品もおすすめ電球■■
 

辻村さんの著書はこちらもおすすめです!

 

 

『凍りのくじら』

何度読んでも泣いてしまう名作!

ブックレビュー

 

 

 

 

 

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